2020年1月27日月曜日

どこから認知症よ

BBAが出張するのに、車に乗って最寄り駅から特急を使うようになった
電車の時間があるが
親父のデイサービスの送迎の時間が早くなったり遅くなったりするので
私が見送ることにされている

BBAは日帰りするので
親父も婆さんもショートステイに入れないですむ
その代わりに、1本でも早い特急に乗りたいということだ

玄関に行くと、BBAは支度した荷物を1階に降ろしていた
2階にいるエレベーターを1階に降ろすのは無駄だが
寝起きで急階段を昇りたくないので、エレベーターを使った

2階にあがると、寝起きで目がきかないのに
ネックレスをつけろとか、時計の時間を合わせて巻けとか言われ
親父の送迎が早めに来た

ホームエレベーターに3人乗らなくても
階段で降りればいいので
足の遅い親父と一緒にエレベーターで降りてくれと言い階段を降りた

先に着かえの袋と歩行器を送迎者に預け
親父を見送った

BBAは、まだ忘れ物があったらいけないからと言って
玄関に居てくれと言われたが
家の中からでも見えるので、寒いんで中に入った


車が出て行くのを見送るつもりだった
車のトランクが全開して走って行った
あっという間だった

BBAは家族がシートベルトをするのも待たずに急発進するような野郎だ
あっという間に走って行った
私は持っていた携帯電話をかけた

電話はBluetoothでハンドルで出られるのだが
電話に出なかった

電話を持って行ってないのだ

電車で降りた先では、電話を持っていないと連絡がつかないから
何をしにいったのかわからないレベルだ

電話をもっていないから、相手の電話番号もわからないし
私の電話番号も覚えてないだろう

会う先はわかっていたので電話をした
連絡がつかないかもしれないということも伝えた
そもそも、トランクがフラットで入れやすく
深くなっていないので、走ったまま走行すると
キャリーバックが道路に放り出される可能性があった

仕事で使うのだから、印鑑なども持っている可能性が高かった
それ以上は考えられなかったが
会う先の人は、付き合いが長いので
車で追いかけて行って、電話を届けて
キャリーバックも落ちてないか見るしかないんじゃないかと言うのだった

追いかけていくとしても
BBAは鍵束が重いからと言って
自宅の鍵も持って行ってないのだった

しかも、私は運転できないから
男に運転してもらって
駅に行っても、もう出ているかもしれなかった

それでもキャリーバッグのほうが心配なので
行くしかなく、出かける支度をしようとしたら

BBAが帰ってきたのだ!
BBAは性懲りもなく、インターフォンをバカ押ししていた!
私はインターフォンの子機で答えながら
慌てていたからスピーカーモードで
BBAの携帯を手に持って玄関まで行った

玄関前は大騒ぎだ

キャリーバッグはどうなったんだ!と聞くと
BBAは得意げに、トランクに入れてないから大丈夫!と言った
後部座席の足元に立てているのだ

じゃあなんでトランク開いてるのよと言うと
話が長そうだったので、帰ってからでもいいし
相手先には連絡しちゃったから、電話かけてと言った

そして、すごい勢いで出かけて行った


認知症の第一人者の人が
老化だろうに、元が高スペックだから
周りが認知症って言って、
公演ができて、本も出版出来て
朝と晩もわかるのに
NHKの認知症の番組に出ていたが
どこが認知症だねと思った

婆さんは99才で朝も晩もわからないけど
年齢的なもので認知症じゃないだろうし

親父がばかになったのも、多発性脳梗塞で
認知症ではないし

BBAがばかなのも
元からの性格と加齢的なものが大きい

そりゃばかなんだからテストを受ければ認知症だろう
でも、認知症の第一人者の人は
自分がテストつくったんだから、答えはわかるって
答えも覚えているし
自分が考案したデイサービスも退屈で孤独らしい
そんなの認知症じゃなくて
単に年取っただけだろう

認知症ってのは、うんこを壁に塗ったり
そそうした紙パンツを冷蔵庫に入れたりするレベルだよ

それでも体が不自由だったら
手にうんこついたまま、壁紙も触っても
家族が文句言わなかったら認知症じゃないし

紙パンツを水であらって膨らませて冷蔵庫に入れても
家族が文句言わなかったら認知症じゃない

本当に認知症で困るレベルと言ったら
行方不明で見つからないくらいだよ

あとは、家族とわからなくて、暴れたりするレベル



2020年1月19日日曜日

金魚飼育して感じたこと

いろいろな飼育法があり
いろいろなアクアリウムグッズがある

頑丈と呼ばれている生体も
全くタフさはなく
水が汚れると病気をして死んでしまう

アクアリウムで商売をしているひとたちは
水生生物がしんでしまって、ショックでやさしいお客さんたちが
いなくなってしまうことを恐れ
厳しい言葉を発することはない

優しい人たちが、優しい言葉をかけあいながら
生体の死や選別といった厳しく辛い状態を乗り切っている

金魚はとてもかわいらしい
かわいいから、ペットとしてアジアでは飼育されている


3匹飼っていた金魚のうち1匹が
底で沈み、転覆するようになってきた

なんにでも効く薬があればいいが
大抵は強い魚薬の副作用でなくなってしまうみたいなので
とにかく3日に1回の水換えを行っている
何も調べない
でも3日に1回水換えするで飼育してきた

最初は低床を入れていたので
プロホースMで排水していたが

今はクリーナーポンプで10リットルずつバケツに3杯捨てている
60cmスリム水槽

プロホースで抜くより早いから楽
新しい水は、タンクに水温をあわせて入れて、カルキ抜きを入れて
水中ポンプ工進 家庭用バスポンプ ホース別売で入れている
これはホース10mは水道のふつうの水量くらいで入れられる


結局、毎日何かをするとか
何日おきに何かをするとかを実行するのは
受験戦争のあった氷河期世代は得意なのである

それに、金魚は好意を返してくれる
たまに、環境の変化で敏感になって冷たくなることはあるが
いつでも求めてくれる

引きこもってゲームしている人は馬鹿にされやすいが
マイナースポーツのように言われ始めて
結局大人は、お金になれば評価してくれるわけだ

そもそも、狭い空間に閉じこもって何かをするというのは
仙人の修行のようなものだ
時代が時代なら評価されることもあったかもしれない

メディアはなんでもひとくくりにして
だれかを攻撃して馬鹿にしないと気が済まないようだが

我々は一粒の種であり
適材適所にまかれれば活躍できるのだ

それを不毛の台地、レッドオーシャン、過酷なブラック企業での労働
などで酷使する

短期間で酷使し、使いつくす、使い捨ての消耗品のように扱う
普通に考えれば
その渦にまきこまれてしまえば負けと考えてもおかしくはない

ただ評価されず
質素に暮らすことは
評価されて、快適に暮らしている人からすれば負けだろう


学びという意味では
金魚を飼ってみても得られるものだ

発するならばポジティブな言葉にしたい

ペットはかわいいので
いつも幸せな言葉をかけることができる


2020年1月11日土曜日

ここがサバンナなら死んでいる

年が明けてから、老人どもは倒れて、救急車のお世話になった

親父は2日の夜に部屋で起き上がれなくなり
救急車で通院しているところに4日間ほどお世話になったかな

脳が委縮しているから、無自覚にわがままで
個室もお願いしたけど
面倒がみれないということで4人の相部屋

帰る帰るもひどかった

私は深夜の待合室で、インフルエンザ患者と一緒に待たされ
インフルエンザになりたくない一心で寝た

ナースからの苦情の電話がくるし
みっともない、連れて帰れと言われても困るで
見舞いはBBAだけ行ってもらった


退院させられても
見ていない時に勝手に立ち上がり、尻もちをつく
起き上がれず
尻で移動

足裏を使わず
BBAがお姉さん座りをしろといってもせず
30分ほど格闘し大汗

最終的に、男が持ち上げてイスに座った




99の婆さんが、自室のイスで腰が痛く立ち上がれなくなり、救急車
足で立つことが出来ない
入院したことのある病院に運ばれたが
ベッドが空いておらず退院させられる
迎えに行った

翌日も部屋のトイレの前で倒れる
夜中に徘徊し、朝はトイレの前で倒れていた
意識はあるが、こたつで温め
ケアマネに連絡


老人施設の中にある内科のかかりつけ医に診てもらい
ショートステイを1日早めてあずかってもらった

部屋はうんこ臭く便秘
ショートステイで浣腸してくれるらしい


2人とも人間だから死んでないけど
動物なら死んでいる

親父は要介護4、婆さんは要介護2
親父は倒れると、脳梗塞があるから入院させてもらえる

婆さんは週2ショートステイを利用しているから
ショートステイに預かってもらうことができたけど
肩甲骨骨折のときは2か月入院させてもらえたけど
今回はレントゲンでなんともないということで
痛みがあっても、コルセットと痛み止めだけで返される
翌日倒れても、入院はさせてもらえない

処方薬は宅配してくれるが
混雑で夜の7時まで薬が手に入らず
痛いままで過ごさせていた

処方箋を直接持って行っても
2時間待たされたこともある

病院は忙しいのだ

動けなくなって
誰も居なかったら
しんでいるんだろう

みんなどうやって生きて
どうやってしんでいったのか