2021年4月22日木曜日

入院食は痩せる

 小脳梗塞の親父は脳神経内科にかかっていたが、そこでコロナが出て

老健から転院した地域の総合病院では、脳神経外科があった


そこで脳にたまった脳髄液を抜いてもらって2週間入院し

リハビリ科のある老人病院に転院して2か月近くお世話になった

老人病院は1か月3000円で洗濯してくれたし

家から持って行った履くタイプの紙パンツは無理で

結局そこの紙パンツを利用したようだった

紙パッドは家にあったのを持って行っていた


転院は病院が介護タクシーを呼んでくれるので

母親が一緒に乗り込んで、入院中は面会ができないので

唯一会える時間だったようだ

2か月のうち2~3回程度、リモートでの面会をさせてもらったとは言っていたが

声が小さいし何を言っているかわからなかったと言っていた


母親を病院まで送迎したり、荷物を運んだりは旦那がしてくれた


最初のリハビリ科では、理学療法士と作業療法士がおり

言語療法士がいないため、もっと大きいリハビリ科のある病院へ転院になった


転院するにあたり、転院先の病院のロビーで車いすに乗った親父に再会した

あいかわらずの鼻出しマスクだったが

病院食のおかげで見た目は10kgくらい痩せて見えた

声が小さいし、マスクがあるしで

何言ってるのかさっぱり


今、体重何キロなのって聞いて

最初答えなかったようだったのに

また聞いたら

知らないということを大声で怒るみたいに言っていた

あんまり大きい声が出ないみたいだから

言語療法が必要なんだろうが


家族からすると、しゃべるしゃべらないはどうでもいいところもあって

大便をトイレでしてくれないので

家に連れて帰れないというところだ


せめて便秘ならいいが

毎日おおぐそで、しかも強烈に臭いから

介護が必要な体なら、せめて体重が軽ければ

施設でも預かってもらいやすいと思うし・・・


痩せてかわいそうというよりは

自分でできないで、人にしてもらう必要があるなら

体重は標準くらいのほうがいいかなと思う


BBAは親父を連れて帰りたがるが

また風呂場で怒鳴ったり叩いたりする音を聞くのも嫌だし

そのせいで、BBAも体調を崩して入院していたし

コロナで面会はできないが

人の世話になっているほうが、親父も苦痛は少ないのではないかと思っている