2022年10月25日火曜日

おわりがくるまで続く介護

 ばあさんは介護2でこの世を去った。最期は老健で、点滴を体が受け付けなくなったと連絡を受け、数日は持ち込みのプリンを食べて、寝てばかりになり、余命宣告通りなくなった。

老健も医者次第なんだろうが、2年ほどいて、看取りもおこなってくれた。

ここの福祉法人は新型コロナワクチン2回が入所条件になってしまったらしいが、たしか、ワクチンが足らない時期に入所しているので、本人はうってないしり患もせず、寿命で亡くなった。

面会に関しては、コロナの数が減少したとき、ワクチン接種証明書2回の提示と屋外での面会、その後はコロナワクチンの3回の接種証明書を求めていたが、母の親戚は3回接種者ばかりだったので、それで旅割を受けて遊んでから見舞い帰宅していた。

うちのように、旅行も外出も極力せず、そのかわりワクチンの接種もしない家庭には、死後葬式で県外に行ったということで、要介護4の親父のデイサービス・ショートステイ・ヘルパーの利用のために、母は抗原検査をうけさせられた。

どこでも抗原検査キットが売っているわけではないので、普段配達してくれている調剤薬局に自分で行って購入したようだ。


親父が37度前半(37度5分を超えたわけではない)の熱があるだの、血圧が高いだの言って、今回ショートステイの利用を断られ帰宅、しもの介助のためのヘルパーの利用に抗原検査が必要だとケアマネに言われ、旦那に調剤薬局に買いに行ってもらい、検査したが陰性。


ばあさんに関しては、短期記憶がないだけで、ひどい認知症などもでず、お礼をいう性格が残り、介助しやすかったのか、どこでも断られることもなかった。


親父は排便の量やにおいがすごいのもあり、体が重いのに男の介助者が嫌いなのか合わず、断られるケースが多い気がする。

今は、入浴介助中に姿勢を保てないので、デイサービスで入浴を断られる入浴難民。入浴する機械がない店舗が多い。温泉地だから水道水使っても壊れやすいんだと思う。

うちでも家にいると、車いすからずり落ち、車いすに騎乗させるヘルパーを呼ぶ。

テーブルの前に車いすを固定して落ちないようにしていても、ロックをはずす。前は足で車いすを動かしてずれて落ちたりしていたが、今はふつうに騎乗していてもずりおちていく。


車いす生活になってから褥瘡(じょくそう)の悪化。車いすのクッションを交換してもらったり、ダニ対策で電動ベッドのパットを交換してもらってもだめで、通院も車いすタクシーを使う。ショートステイを運営している病院で診てもらったが、ショートステイ先の看護婦が文句ばかり言うので、紹介状を書いてもらい、大きい病院に通いだした。最初診てもらいうつらないという診断も受けたが、熱が出ていると因縁をつけ、興奮させて血圧でもあげて帰宅させる。

親父はどこに通っても、やめさせられるタイプで、入院しても出される。おばあちゃんとは全然違う。意思の疎通がとれないわけではないが、脳梗塞由来なので、もともとは饒舌だったから、今全くしゃべれないわけでもないが、決まった返事くらいしかできない。


皮膚病のトラブルから、痛がりだし、母が介護にストレスを感じ、姉から家が汚いとせめられ、父はかわいげは全くないし、なんとかして老健に入れられることになった。利用したことがない法人なので、3か月預かってくれるらしいが、おそらく短くなるだろう。ケアマネは自分が所属している法人の老健だと1か月預けられると言ってきていたのだが、他の法人なら3か月行けるのでと、自分のところを避けたのだ。ワクチンに関しては、おばあちゃんのときの信用があり、ワクチンをしていないから入れないということでもないらしいが、今までの本人の行いなどから、介助者から避けられていると感じている。

以前利用したショートステイ先のデイサービスも、断られたし、ショートステイ中にナースコールのようなものを押しまくるので、嫌がられた、尿量が多くて嫌がられたとかいろいろ。今回はトイレが狭いのと、トイレの介助をする場所がないという建前で断られた。

今のデイサービスでは、風呂の入浴介助が難しいという点と送迎の男性の様子がおかしいことから、あんまりいい雰囲気ではないことはわかる。皮膚病があり、痛くてわきをあげたがらないというのがある。

ショートステイに預けても、たったの2泊3日でも呼び出され、あれこれ持って行かされて休まらない。母が限界になり、老健に預けることになった。本当に3か月も預かってくれるのか謎だが。(以前老健に預けたときは2週間で出されて、入院したから)


母方の祖父母は90まで自宅で暮らし、おじいさんは入院して数か月でなくなり、婆さんと90くらいから同居をして10年一緒に暮らし、100歳で老健に預けて2年で亡くなった。

父方の祖父母は婆さんが先にぼけてしまい入院し80代で亡くなり、爺さんは老人ホームで元気に暮らし90歳のときに、予防のために受けた心臓の手術で亡くなった。

親父は52歳で小脳梗塞をし、20年以上生きているが、介護が必要になってきたのは60代くらいからか。老健に入れて入院してから車いすになり、車いすからずりおちている。

最近は大体正月明けくらいに症状が悪化して入院していたから、老健もどのくらいいられるかな。

老健も入るなら入るで、洗濯してくれるのは大変ありがたいが、衣類の準備にけっこうの枚数がいる。親父の場合はもともとすごく洗濯しないと漏れまくりなので、枚数は問題ないらしい。


↑老人の褥瘡(床ずれ)に必須の貼るやつ

にじみ出た体液を吸うパッドで、傷が乾いたら必要ないとか




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