2016年3月21日月曜日

5段階評価の平均点

インターネットのクチコミや、成績表で採用されている5段階評価です

通信簿の場合、評定平均をとるのは、推薦入試を受ける際のボーダーラインくらいしか関係はありません

54321とある場合 学校によって相対評価か、絶対評価なのかという問題はあります
相対評価の場合、5は何人、4は何人と決まってしまうため
本当は4程度の成績であっても、他のひとがもっと優秀なため3になってしまう可能性はあります

絶対評価の場合は、周りの成績は関係なく、自分自身の点数で評価されます
この場合5は90点前後80点くらいまで
4は70点から60点台くらいまでゆるされます
3は50点前後でしかつかないでしょう
このため、普通に80点以上がでる100点満点テストでは、絶対評価はかなり有利になります


ところで、あらゆる店舗を悩ませている、購入者や宿泊者のクチコミ評価ですが
こちらはひとりひとりのレビュアーがつけますので、つけるひとによって評価はまちまちです
匿名設定になっていないかぎり(購入者しか書けないサイトの場合、店舗からは匿名でなく書いた人がわかるのですが)そのレビュアーの過去のクチコミが閲覧可能です

例えば、楽天市場では、よかったが5、ふつうは4、やや不満がある3、2~1の評価は商品によほどの欠点や欠陥があるか、レビュアーが強く不満を持っている場合のみになります
ですから、楽天市場は平均点が4以上のものが多いのです

しかし、宿泊を販売しているじゃらんでは、5段階評価の3の欄になんと
 「普通=3.0」が評価時の基準です
と記載されているのです

これを見た主に高齢者や、辛めのレビュアーが、平均点を下げるのです
ふつうよりよければ4、普通より不満があれば2がついてしまいます
辛口のレビュアーが満足することはほとんどありません 
あまりに極端に低い評価の場合は、レビュアーの過去の評価を見てみるべきです

じゃらんも、評価が4.5以上の宿という特集をくむことがありますが
商品や宿をえらぶひとは、平均点が4以上のものを好むものです
しかし、平均点が4以上だったから選んだが、期待が大きく「普通」に感じた
それで3をつける
基本的に、平均点では、4以上をキープしようとすると
5点以外の評価では、平均点が下がっていくのです
4以上の宿をえらび、3の評価がつくと、平均点は4以下になっていきます

お客さんが、4以上の評価をもとめ、ふつうだったと3をつける行為を続けるならば、
どこも平均が3点、もしくは3点以下になっていくのです

この原理は、お店をやっていて評価をうける側の人間になった人ならよく知っていて
よそのお店にいってこのような苦痛を与えることはしないでしょう

しかし、人を評価するばかりで、評価されることがない立場の方の場合
お世話になったお店や商品に苦痛を与えているのです

平均点がさがってきて、お店のオーナーが精神的苦痛から
帯状疱疹になるのはよくあることです


なんらかの失態や失言で炎上している店にいき、1をつけて喜んでいる方がいるようですが
なんら愉快ではなく不快な行為です

自分のアカウントをそのようなゲスな行為で汚すのは慎んだほうがよいでしょう



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