2016年3月26日土曜日

宿泊業・旅館の炎上ニュース

大手送客サイトのクチコミで、宿からの返信機能があるため
その内容を面白半分にUPされて炎上するケースがあります

旅館側の本音に対して
お金を支払いたくないお客様がふぁびょって炎上するケースが多いようです

有名なものでは、完全禁煙の宿で、喫煙をし、損害を請求されたケースや
手書きのキャンセル料請求書の内容が気に入らないのでSNSにうpなどがあります

不特定多数の人を宿泊させる宿泊業に関しては宿泊約款(やっかん)というものがあります
そのなかで、キャンセル料の取り決めもあるのです

キャンセル料は基本的に、宿泊日の1週間前からはかかります
(宿泊プランによって設定されている場合もあります
その場合予約当日から発生するケースもあります
これは、予約を入れたりキャンセルしたりが激しく
管理しきれない場合やビジネスホテルの格安プランにあるようです)
売れ残った客室を翌日にまわすことが出来ない、
料理を準備していた場合も翌日にまわすことができない。
だから当日キャンセルはキャンセル料50%~100%はかかります
また、宿の好意でキャンセル料を免除してもらえる場合は、
1ヶ月程度の予定変更や、食材費程度の負担をお願いされるでしょう

伝染病で、来て欲しくないから免除する場合もあるかもしれません
しかし、基本的に理由は関係ないのです
たいていの場合は、初めての人との契約になりますから
信用しろというのも無理な話です

今回手書きの手紙が気に入らないとSNSに晒されたようですが、
パソコンが普及したのは2000年程度の出来事なので、
それより以前の教育や、環境によって、パソコン入力やインターネットが使えない人もいるのです

それに、手書きのほうが丁寧と言われていた時代もあり、
インターネットで注文した商品に手書きの文面が添えられていることもあります

今回SNSにUPされた文章の内容に関しても、
宿泊約款からすれば特に問題はないと思われます

電話で話した内容の金額の請求書が届いたわけですから
宿泊業側の本音(常識)が強く文面に出てしまったわけです
また、振込用紙だけ送るわけにもいかないでしょうから、書かれた方が
本音を隠さないタイプだっただけでしょう

ノーショウ(当日不泊)など、常識のない予約者も増えていて
キャンセル料の取立て代行業者があるとか言う話も出てきていますから
(成功報酬~%)
一方的に旅館側が泣き寝入りすることもないのではないでしょうか

しかし、面白半分で晒されて炎上しては
真剣に仕事をされているかたはたまりませんから
どの業種であっても、細心の注意を払うべき時代になってきていると思います
クレーム対応の電話もたいてい録音していますとアナウンスされるのは
自衛のためです

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