インターネット上のクチコミには
常識がないものもあります
常識をわかっていない人が
点数をつけるのだからおかしなものです
読んでから何日たっても忘れないおもしろクレームをひとつ紹介します
【お店の人が料理を「松 竹 梅」と呼んでいて客を差別している】
というものです
お寿司やさんなどで使われてきた「松」「竹」「梅」ですが
松が一番高い
竹がふつう
梅は安い
他にも、特上・上・並などと呼びます
こちらは牛丼などのボリュームをさす場合もありますね
日本人は「ふつう」がすきなので
ランクを3にすると、真ん中を選ぶひとがほとんどなのです
奮発したいときは一番上を選ぶかもしれません
わかりやすく親しまれてきた日本の風習の1つです
クレーマーの人はたいてい、一番下の料理をえらんでその店を批評したがります
その店を批評するには、店が一番高く設定しているものを食べてみるべきです
一番安いコースは、リーズナブルに用意しているものなので、批評するものではありません
もし利用してみてよければ、他のコースも試してみるべきです
また、安いものを非難している場合に見かけるコメントで
高いものだったら、非難してもよいというコメントにも疑問がうかびます
我々、専門家でない素人が、その道のことを非難してよいのかという問題があるからです
また、専門家であったとしても、他人を批判することに正義があるのかという気持ちも湧き上がります
あくまで、評価者がよいと思うものを紹介するべきだと私は思っています
話が脱線しましたが
松竹梅と料理を呼ぶのは差別ではありません
しかし、松竹梅と呼んで、梅コースを頼んで差別されたと思うひともいるようですから
呼び名を変えてもいいのかもしれません
ただし、植物の松 竹 梅にも貴賤はありません
もし卑しいものであれば、その文字を店名に使うところはないでしょう
だから、安いコースを頼んで差別されたと思うのは被害妄想です
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