2017年9月4日月曜日

親父が生きていたくないと冗談でも言うのを始めて聞いた

小脳梗塞を発症して10年以上経つ
横紋筋融解症を起こして救急車で運ばれたときは
もう家には帰れないのではないかと思った

それでも親父は家に帰ってきた

今日はBBAと過ごして、本人なりにいろいろ責められたように感じ
体が思うように動かないのに、あれこれ要求されたことを苦痛に感じたようだ
BBAは、やはりなにか疾患でもあるのかと思うほど、人の気持ちはわからない
しかし親父のことは好きなようで
親父の昔の写真を見てもうれしそうだし、
昼寝している親父を起こすのもためらわれるくらい気を使っているようだ

夫婦だからかなと思っていたが、
昔できたのに今できないということが、いまいちわからないのかなぁ

親父は風呂上りも「きちんとしたい」という
BBAは汗びっしょりなのに、寝巻を着込んで汗をかくのを「汚い」という
BBAは親父の寝巻の上着を隠してしまう
もしくは親父の手の届かないところに置いてしまう
BBAの「私の言うとおりにすればいいのよ」が発動している
とても支配的だと思う

本人は、汗びっしょりになっても「きちんとしたい」一心で上着を着たがる
汗をかくことは関係ないのだろう

親父は上着を隠されることをとても怒っていたのだが
汗びっしょりの服や下着を洗っているのはBBAだと言うと、ちょっとは理解したみたいだった

しかし親父の部屋はうんこやらしっこやらでくさかった
私はワイパーを何枚も交換して拭いた

親父は手にうんこをつけても洗わないから
親父の触るところも大腸菌予防のため、除菌ティッシュで拭くようになった


親父が観たがるので






AmazonでエロDVDがついた雑誌を買い与え
再生してやっている

親父はそれがみたい一心で
昼トイレに行くことをさぼったから
後から体の自由が利かないで、もらして足の裏につけ
濡れた靴下をぬいでから
寝床に這い上がったのだろう

私は床を掃除をした後で、親父に
ちゃんとトイレをすましてからじゃないと
掃除が大変だったと言った

洩らしてないとは言わなかったから、多分洩らしたのだろう



そんなことがあった
夜、入浴しながら考え事をよくする

もし私がウォークインだったら、ゲームがすきだから間違いなくこの時代を選んだんだろうとか

まじきゅんルネッサンスを消化していたので
事故や折り合いが悪くて両親と不仲な人もいるのに
一緒に過ごせることは贅沢なんだろうかとか

最近おばあちゃん、野球も観なくなったけど
おじいちゃんが死んだときは、野球が観れなくなってかわいそうだと思ったけど
死ぬる前はそういうことも興味がなくなるのかなぁとか


前の仕事で、他人には十分尽くしたと思うので
その課題からは卒業したいなぁとか

小6のころ学校の先生のことで、殺して死のうと考えたこともあったけど
生きてみたら、いろいろ感じ方は変わったなぁとか

BBAはなんだかんだいって、慕われて?人が訪ねてきたり、電話がかかってきたりするけど、自分は男以外友達がいないなぁとか

男はBBAの魅力だというけれど
拒まれない感じと、いつでもウエルカムな感じがいいのかなぁとか

理解されない孤独もあるけれど
知っている人が死んでしまって孤独になるのかなぁとか

まぁ一人で過ごしているときも
何か見たり、考えたり、読んだりして、たいして退屈でもないんだけどなぁとか

男が理容室に行ったので、ついていって髪を切ろうとしたけど
そこのババアがたいして髪もないババアの散髪を1時間やっていて
男が終わりそうだったのに、もう一人待ってるババアがいたらしくて、ババアが店に帰ってきて
店がさばけてなくて
1時間待ってから返金してもらって帰ったけど
あの散髪のババアめっきり老けて
あんなたいして髪もないババアの散髪に1時間もかけておわらなくて
店から半分もらったって1時間以上かけたら時給800円いかねぇだろとか
そしたら男が暇つぶしにやってて焦ってないんだろうっていうから
暇つぶしならもう働かねぇだろう、金がねーんだよと言ったこととか

あんまり安いところで髪を切ると、自分も安くなった気がするから
高くてもみんなちゃんとしたところに行くのかなぁとか

年取ったら髪の毛がなくなるから
毛があるうちに毛をたのしんでおいたほうがいいじゃないかとか

今日いろいろあったなぁなんて思ったりした
そんなことを考えた私は、また明日には存在しなくて
新しい細胞になって生きていく



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