2019年1月27日日曜日

婆さんと親父が一触即発

98才の婆さんが
全然飯を食わないで残すのに

たまにデイサービスのあと、腹が減ってうろつくことがある

婆さんが6時12分と6時24分ごろに居間にやってきて
うろうろして
わけのわからないことをぶつぶついう


そうこうしているうちに、シチューが出来たので
ここで飯をくっていくかと聞いた

婆さんは、飯をせかしたみたいになったね!と丁寧な言葉で言った
作ってるほうからすると、さんざんせかされたよと言うと
婆さんは笑った


今日は、サーモンと牡蠣とベーコンを買ってきて
家にあるシチュールーで
マッシュルーム、ほうれん草、かぶ、かぼちゃをいれてやろうかと思ったのに

それらはあらゆる組み合わせでシチューにはなるが
全部入れたらいけないんじゃないのって感じになった

それで、たまねぎ、にんじん、じゃがいも、マッシュルーム、ベーコンでやって

ほうれん草はゆでておいて

サーモンと牡蠣はソテーにした

サーモンと牡蠣は、小麦粉とバターでソテーしてから入れるみたいな記述をネットで見た


婆さんはテーブルにご飯も来る前から
がっついておかずを食った

親父がのろのろ道をふさぐと
料理が運べないから
配膳がある程度すんでからしか行かせないのに

婆さんが先に飯をくいながら
丁寧な言葉で、親父に
早く来いよ、こっちにめしがあるぜ
みたいに煽った

すると親父はプンプンになって
でも全然、足は進まなくて


イスに座る前に、いつもの立ち食い

ちょっと見逃してから
座るようにうながすと
なかなか座れないとか
いろいろ言われて座れないとか言い出した


座ったら座ったで
ちゃんと座れてなくてこぼすから

でも婆さんが今日はいるから、テーブルを押してやることができなかった


婆さんは、しばらくたって
また親父を煽った

それで親父が立ち上がって
婆さんを叩こうとした

婆さんは存在がやばいんで
叩くとか不可能なので
でもこの要介護者たちは、どうしようもないのだ

それで、婆さんを注意する形で納めた

親父を刺激すると、横の婆さんを叩くかもしれないからだ

婆さんは若い男が好きで
歌をしらなくても男のアイドルの番組を見たりする

ばあさんからすると、私たちは半分も生きてないので
男が婆さんに話しかけてやるとうれしそうにする

婆さんは男好きと私が言っても
婆さんは耳が遠いので聞こえない

婆さんなりに飯をがっついていたら
婆さんの娘からどうでもいい電話がかかり

婆さんに部屋に帰るようにうながすと
帰ろうかねと言って
三度の飯より好きな電話をしに帰って行った


親父は寝巻の上にフリースを着ていたが

フリースの下に大量のごはんをこぼしていた


昼、大型施設でラーメンを食わせたら
エプロンがべろべろになって
2枚目もべろべろになった


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