2024年3月13日水曜日

愛犬が12歳でしんでしまった

 朝7時過ぎに内線をブーブー鳴らされて、犬の様子がおかしいと

いつものことかと思ったので、5分くらい身支度を整えて、インターネットで犬の気道確保を調べてからから二階に行くと

犬が横たわっており虫の息だった

犬は血が混じったものを口から噴き出しており、鼻からも出し

タオルをとってくるねといって戻ってくるわずかのあいだに呼吸が止まっていた


私がくるまでがんばって生きており、タオルを持ってくる間に呼吸はとまってしまった

しばらくよびかけ

母が、だっこしてやれというので縦にだっこしてやると

一瞬意識が戻り

お腹がぶるぶるしてうんちをした

そのあとは静かに意識を失っていったと思う


目の輝きは、呼吸が止まった時の方がなかったが

縦に抱っこした後の方が目の輝きはあった

朝目薬はさしたらしい


犬が活きている間は私に抱っこさせたのに

完全にしんでしまってから、母は抱っこしたまま30分くらい話す

すると旦那から電話で、2歳半の子供がうんちで大泣き

ベッドから「降りる」と号泣

きのううっかり昼も夜もバナナヨーグルトを食べさせたせいかみたこともないほどの大盛

始末する間も号泣

そして、犬がしんでしまったことを話してから二階に連れて行く

普段と違う時間に連れて行ったのもあり、犬の目は開いていたが

犬を触ろうとはしなかった


犬がしんでしまったことを母と旦那で話し、火葬するところに予約の電話

しばらくたって、子供は「風がビュービュー吹いている」「チャッピー歩く」と言う

子どもはお母さんと言えるようになったのは2歳過ぎてからで

チャッピーとは1歳から言っていた

とにかくチャッピーが大好きで、とてもやさしい犬だった

まぁべつに子供がストレスでしんだわけじゃないよ

朝起きて、2回うんこしてドッグフードを食べて、レタスの刻んだやつを出したけど食べずに調子が悪くなったらしい

昨日だって、りんごのすりおろしたのだって食べていたし

バナナもたべたし、もっと食べたくて食卓テーブルにぴょんぴょん立ち上がっていたよ

まぁうっかりバナナを2回やってしまったけど、バナナが原因でしんだわけじゃないだろうし

とにかく昨日はふつうに散歩にも行って

ふつうに朝がきて、そしてしんでしまった

旦那はとてもいいしに方だったという

まぁたしかに苦しいにしても静かに意識を失っていったかんじだったので

介護が必要だったわけでもない

16年生きたマルチーズはぼけてから寝たきりで1年くらいあったけど

それでも枯れるようないいしに方だった

いまこうして、別の部屋で書いていて

まだ実感がわかない

これからチャッピーのいない毎日だなんて

49日はそのままで、そのあとでいろいろと片づけていこうかなと思うけど

あしたは火葬にいかないといけない

なにか好きなものを用意してやって、いっしょにもやさないといけない

でも燃やしたって全部なくなるわけじゃないし

玄関に届いたばかりの600枚のワイドシーツ

母は返品したらっていうけど、送料かかるししたってしょうがない

まだ二階にチャッピーの体はいるけど

これからチャッピーがいない生活だなんて想像もつかない


いつも、チャッピーほど賢い犬はいないよ

チャッピー以外もう犬は飼わないって言っていた

子どもに対しての責任があるし新しい犬を10年以上飼っていく自信はないから

母だって今年77歳になるし、父は特養

家がないわけではないけど

10年後の自分がどのように暮らしているかなんてわからないから

やっぱり犬なんて、単調な生活で変わらないときにしか飼えない

犬がいたら、連れて行かないと旅行だってできない

それでも犬がいる生活がよくて

後何年しか生きられなかったとしても生きて欲しかったと

家族皆で惜しむほど、とてもかわいくていい子だった

父が欲しくて買ったトイプードルだったが

一緒に暮らしてないしショックをうけるから、父には言わない予定

チャッピーより親父のほうがよっぽどしにかけていたのに

チャッピーのほうが先に逝ってしまった



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