2019年7月18日木曜日

認知症、骨粗しょう症と年相応

婆さんが転倒して肩甲骨にヒビが入り
退院後、2週間で病院へ連れて行った

総合病院でもないのに
予約時間から1時間待たされ
担当した医師も変わっていた

中年医師は、日本語のやり取りで丸見えのパソコンを
上に下に動かし
書いてないと悪態をついていた


そして、MRIにまわされ
撮影後、また診断を受けた

転倒時入院した救急病院では
レントゲン撮影しており

転院後のこの病院では、肩甲骨は縦に割れていると前の医師に聞かされていた

退院後の健診でMRIを見てみると
横に折れた形跡があり、再生している様子もCGで見させられた

新しい医師は
レントゲンじゃわからないんですよと言って
一瞬レントゲンを見せてきたが

ギプスもしない入院だったので
縦でも横でも変わらなかったかもしれない


また転倒したら折れると言い
骨粗しょう症の治療をすすめられたが
血液検査をさせることを忘れたらしく
救急病院での結果を見ていた

忙しいせいか、説明も雑で
連休後に通院したわけだが
これは相手が指定してきた予約日に行っただけなんだが

半年に1度の注射らしく
血液中のカルシウムに影響するらしかったが
説明が雑だったのでよくわからなかった


BBAが副作用を心配し
今年99才で高齢なので
飲み薬では対応できませんかと尋ねると
飲み薬のほうが副作用あるけどねという雰囲気なことを
雑に醸し出した


とにかく不信感しかなかったが
一か月後はお盆なのでと言って
お盆以降に予約を指定された



婆さんは診察室に入ると
あんたの病院でしょうと家族に言い
自分は診察を受けたくないと、弱めの抵抗をした

病院に来たので
朝のコーヒーのおやつ
昼食がまだでおなかが減ったらしく

このあと食べに行こうと言い
私がおごるよなどと言いだした

じゃぁおごってもらおうかねと言ったけど
食べたら忘れていた
そもそも金銭管理はさせていない




私たちがいるので
BBAは婆さんから離れていることが多かったが
婆さんは待っている間
「BBAちゃんはどこに行ったのかね」
ばかり話しかけてきた

BBAが居ると
違うことに関心が移るだけで
また同じことばかり言うのだ

12時近くになると腹が減ったとうるさいので
病院で紙パックのリンゴジュースを買ってきてやると
人に飲ませようとする

あとで持ち上げてみると
ほとんど飲んでいたし

飲ませたら飲ませたで
トイレに行きたがるので

病院の帰りと、フードコートでの帰り
トイレに行ったが

病院はBBAがつきそい
調剤薬局へ処方箋を持っていったら
ジェネリックをすすめられたんだが
< >で囲ってきたので
その部分のことを言っているのかと思えば

それは、朝昼晩でまとめる場合に
一緒に入れられない薬を囲っていて
顆粒と湿気やすい薬がまとめられないとか

朝昼晩でまとめるサービスを受けると
20分待ちとか

普段の調剤薬局は、病院からFAXで処方箋を送ってもらい
配達してくれるので感じなかったが

調剤薬局でも待たされるんだなと思った



フードコートでは多目的トイレへ、婆さんを男が搬入してくれたので
スーパーで買った荷物は男に渡して、婆さんが出てくるのを待った

調剤薬局へ出来上がった薬を取りに行くと
後ろの席からBBAが車を降りた

降りる人がいると、車のカギは開いているわけだが
婆さんが勝手に車のドアを開けた

そういういらんことだけはしてくるが
それにしても、車のドアを勝手に開けてきたのは
驚きと怒りがあった

手間取らせやがってと
車を降りて、扉を閉めようと思った
BBAが右肩がわるいんで、車のドアは重いだろうと思ったが

婆さんは男性が大好きなためか
男が話しかけると
両手でドアを何度か開け閉めして、ドアをしめた

ドアがちゃんと閉まっているか
確認したい気持ちがあったが

ドアがしまっていなければ、車に通知が出るし
警告音も出るので
一応、ドアは閉まったのだと思うことにした





調剤薬局の駐車場で待っている間
婆さんはまた、ここはどこかねを繰り返した

何度説明しても、忘れてしまい
また最初から質問してくるのだ

毎回初めてみたいな顔で言ってくる
私はドアの件でやや切れていたが
危ないことをされるとイライラする



ここはどこかね、から
独り言へ移行し
看板を読んで
薬局かねと理解した

男は、目がいいねと褒めた



しかしBBAが調剤薬局で無駄話をして出てこず
私がうっかり、男が好きなスーパーカップ抹茶を買ったと言うと
男がイライラし始め
BBAを置いて駐車場を出発したがった

うっかりアイスを買ったことを言ってしまい
後悔したが
調剤薬局へ取りにいかないといけないことを
忘れていたので、あせりこそすれ
イライラはしなかった

家に持って帰ったアイスは、柔らかくなっていたが
私が冷凍庫に入れたのは良かった



婆さんは体重が軽いから、親父よりは楽な部分もあるけど
勝手にいろいろやって、危なくてイライラする

たばこへの化学物質過敏症もあり
外出後は入浴するが

病院行った後も、なんか気持ち悪いので
すぐにさっぱりしておいた

通院したところは、骨折や関節の変形など
感染症の人がいないところだったので
病気がうつると言うほどのこともないが

うちの親父を見ていると
紙パンツで全部するし
手は洗わないし

あんまりきれいなもんじゃない
おしぼりも自分で広げなくて
BBAが広げたのを渡しても、食べさせないとかいってキレてくるし

家族の誕生日で写真を撮ろうとしても
勝手にスパゲティーを食い始めて
カメラを見ないし

獣みたいになっている

もともとの性格もあるが
加齢や病気による脳の萎縮は

一言でいえば、やばい


本人は、なんとも思ってないだろうが
人間の尊厳に関わる部分で

一番最初に教わる、トイレだけでなく
みんな揃ってから食べるとか
カメラの方を見るとか

じっとしているなどが出来なくなる


ただ、長生きできる人は
ケガなどの再生力は高く

親父はこけて、顔があおじみで腫れても
一週間もあれば治るし

擦り傷もきれいに治る
だから生きてる


婆さんも98才でも、骨折した箇所が再生している
それに大事な部分は折れなかったから
自然治癒できたのだ


婆さんの親戚で、110才超えている女性がいるが
看るほうが高齢で、施設に入ったんだろう

茶道の先生をしていて、飲酒もしていたが
抹茶はガンにならないが、ボケると言っていたらしい

茶道に関していえば
亭主は準備が大変なので
師範の資格を持っていても、お茶を飲みに通うという人もいるらしい
月謝だけ払えば、楽だからという点と
人の繋がりという意味だろうか


婆さんがボケていても
周りが気を配っているから

それと、もともとの習慣が残っているから
生きられているという面もある



人は簡単に死んでしまうから
安全に暮らすという意味では
気を配って、なんとか生きられる

何々さえやっておけばよいという
フラシーボ効果もあるとは思うが

危険なことはやらない
手洗い、うがいなどの積み重ね
変なものは飲み食いしない
夜は自宅で休むなど
無理をしないことは、長寿の上では重要だと思う




BBAも今ではうるさくなくなったほうで

子供のころは食品の着色料にうるさくて
今は自然由来のものも増えているとは思うが

かき氷はみぞれしか注文したことがなかったし
インスタント食品はほとんど食べなかったし
インスタントコーヒーも高校の試験前くらいしか飲まなかった

祭りでの飲食は
普段から店を構えているところだけ

ただし、綿菓子は縮んでしまうため
新しいものをやっているし、水を使わないから良い
と言われていた




それでも親父は小脳梗塞をしているし
私は牛肉のアクが良くないんじゃないかと思っているが

牛ステーキのしたたる血
あれは良くないと思っている

それと牛脂

しゃぶしゃぶをしたときの、ドロドロのアクを見ると
血管詰まるよなと思うし


本人が好きだから牛肉
だけじゃだめだなという反面教師

自分が牛肉を使うときは
カレーなど煮込んで
アクも油も取るシートを使う

煮込み料理の場合は
外国産牛などは、水で洗って血抜きしても
あくが減るし、やわらかくなる

牛肉は、ものによっては痒くなるので
他の肉に比べて血抜きが甘いんじゃないかと思う







認知症は
後見人詐欺などの問題も出てきているし
できるだけ、年相応ということで済ませておいた方が
人権もあり、いいと思っている

年をとると、本人に必要な血圧はあがる
血液を全身に送るために


薬は最低限にとどめておいた方がよいと思う
長生きしている人は
自分で加減して、勝手に減らしている人は多いね
必要以上に摂る必要はないしね

飲み忘れて、飲むことも忘れて
でも元気だったりする

問題があれば、周りが管理して飲ませるしかない




100才も近くなると
昔の記憶などはあるが
新しく記憶できなくなるというか
今の連続でしかなくなるようで
これは年相応なのではないかと思っている

あんまり、昔のこともあまり気にならなくなり
今だけが幸せとなるようだ

寿命を迎えるための準備なのではないだろうか

怒ったりしても意味はないし
ただ、危ないときは、イライラはするかもしれない
言っても覚えてないから聞かないし、
原因を取り除くしかない




婆さんに今が何月か聞いてもわからないのだが
婆さんの部屋のカレンダーが4月のままだったので
退院後めくってやり、7月にした

すると、婆さんが勝手に夏物のズボンを取り出し
履いていたということがあった

カレンダーを自分でめくらなくなったので
季節がわからなくなり
夏でも冬物を着たりしていたようだ

季節感のない老人の部屋の
カレンダーをめくってやると
今が何月か
見れば自覚がわくこともあるようだ

暑いのでクーラーを入れて欲しいと言ってきたこともあった
今までは寒いので止めて欲しいと言ってきたことしかなかったので

あれはカレンダーを夏にしたためじゃないかと思う



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