BBAの不在時に、婆さんと親父を看るのに限界を感じた
まず2人とも入院して退院したこと
退院したときに、婆さんが戻る家がわからなかったことと
入院したことを1時間後には忘れてしまったこと
親父の便失禁がすすんでしまったこと
勝手に入浴してしまうことがあること
婆さんと親父では、親父のほうが世話が大変だが
親父だけショートステイに入れて、BBAも不在だと
婆さんが夜、家を徘徊して探し回る恐れがある
婆さんをショートステイに入れても
親父が勝手に入浴して、出られなくなったり溺死したり
尿も便も漏らしたときに世話をしないといけないことを考えると
1日とはいえ、ショートステイを利用させてもらうことになった
それでもBBAは粘って
親父をショートステイに入れたくないみたいだったけど
親父と婆さんをショートステイに入れるか、自分が一泊出張しないかのどちらかだと言って決して譲らなかった
親父は前の日の晩にBBAから伝えて
嫌がってはいたが
もともと、風呂の介助サービスを始めなければならないという話は退院後ずっとしてきて、もともとショートステイもすすめられていたので、ショートステイの訓練に行かなければならないという話は入院するより前からずっとしてきた
結局、親父をショートステイに慣れさせないと
BBAは趣味の旅行に行けないわけだから
ショートステイに慣らさなければならなかった
いきなり10日とか預ける気だったみたいだけど
やっぱり月1くらいから慣らしていくのがいいんじゃないか
BBA自体、手の腱鞘炎から、身体的にずっと老けてしまったし
親父の体は自由が利かなくなるしで
いま、通所リハビリしているところから、ショートステイ、それから寝たきりになったら入所とお願いしていくのが、結局は本人の為にもなると思う
今一番困っているのは、入浴が困難になってきたことと失禁だ
家で看ても、便失禁まで進んでいるから
家族関係が悪化するし
看るひとの人生を考えても
お世話になれるならなった方がいいと思う
そして、わるいけど家族はいい顔をして
日常生活以外のお世話をさせてもらうほうが
人間関係的にはずっと楽だ
第三者の目があったほうが
家庭という密室よりも、世話する人の気持ちもずっと楽だ
いざというときは預けられる場所があると思うと
閉塞感がずっと楽になると思う
それでも、愛情があると、一日でも預けるのがためらわれるらしいが
自分の欲望のほうが上回るというか
自己犠牲の精神にまではいかない
長い付き合いになると
良かったときも知っているから
そこがつらいらしい
私は末子なので、自分が物心がついてからは、親父が病気してからの付き合いのほうが長くなってしまい、いいときのほうが思い出せないくらいだ
親父がショートステイ前日にちょっとでも嫌がったので
BBAは、もう申し込んでいるからだめよ、迷惑になると言い
私は、林間学校や修学旅行は全員参加だと言った
団塊世代は集団行動にはうるさい時代だったから
「全員参加」という言葉は覚えているみたいで
貴重品を置いていくことも、今日は納得したらしかった
婆さんは前日に言うと、何度も居間に来て、行かないといったりして面倒くさい女なので
当日になって、車に乗ってしまってから知るくらいでちょうどいい
行ってしまえば、ここがどことか、何時だとかもわからないし
他人には良い人顔をして、あんまりわがままも言わないから
行かせてしまえば、それで終わり
ボケかかっていても
まだ他人にはいい人顔は出来るから
やっぱり他者の介助があるのは助かる
家族だと、もろもろの感情から
激しく怒鳴ってしまったりするけど
他人は今のダメな状態しか知らないから、腹を立てることもない
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