2018年12月10日月曜日

婆さんが立ち上がれない事件

夜10時くらいに、婆さんが部屋で立てなくなったので来てくれと呼ばれた

コタツにソファーの一人掛けで寝て
ソファーの上にある座布団ごとズルズルと床に落ちたから
BBAが座布団を押してベッドの前に運んだけど
ベッドに立ち上がれないらしい


まぁちょっと様子がわからないんで観察していると
手は動くけど、つかまって起き上がることができなかった

それと、足が全く動いていなくて
足裏を地面につけることもしなかったから
また背骨を圧迫骨折していたら
無理に助け起こさないほうがいいかもしれないという気がした

それに翌日が日曜だったので
一晩様子みて、翌日病院に連れていくことができない

意識はあったけど
私のほうをみないで、〇〇ちゃんがいるの?と言ったのも気になって
眼が見えているのか確認したけど
本人が返答もしなかったので
ちょっと家族で手に負える感じではないと思い、救急を要請した

病院には、夜なので夜行性の私と男が行くことにして
私が救急車に乗って、男が車で来て、電気毛布とか掛け毛布などを持ってきて
私がその車に乗って帰るという打ち合わせをしてから呼んだ

救急隊には3人も来てもらって
手を借りて、婆さんの足で立って
ベッドに座らせてもらった

そして、血圧と体温をはかってもらい
通所リハビリでの血圧と体温の帳面を見せた




救急が来るまでは
おばあちゃんは全く立つことができず
情けないと繰り返し言っていたが

救急隊が来てから
ベッドの上に上がりたいと言った

なんか渋い顔つきで
下の方を見ているような感じだった


救急隊の人が、病院に行くのか、何度か尋ねたが
婆さんは答えなかった
行くとも、行かないとも言わず
何度も同じやりとりをした

ベッドに座らせてもらってから
立てるか確認したら
手は借りていたが、一応立てた

そして、私が
横になれるなら寝るか?と尋ねると
布団をめくる手力はなくて、めくってくれと言ったが
自力で足を動かして横になった

そして、額まで毛布をかぶって
何も答えなかった

ばあちゃん寝たの?と聞いても答えなかった
それでその日はお開きになった



その夜
うちには親父も要介護4で家にいるし
婆さんが歩けなくなったら
今のところ要介護2の婆さんのほうが手はかからなかったのだけど
婆さんを介護施設に入れるのかなぁとか
要介護3ないから
すんなり入れるかなぁとか、考えたりした

まぁでも
婆さんは、今日救急車がきたことも
明日になったら覚えていないだろうし

翌日、通所デイケアに行くのかどうかだなぁとも思った


翌朝、婆さんはベッドから起きてこたつにいたそうだ
そして、いつも通り面倒くさい女だったそうだが
デイケアにも行った

帰ってきたとき
インターフォンに
帰りました、迎えに来てください
と大きい声で言っていた

98才で高齢なので
昨日は立ち上がれなかったんだろうが
立ち上がれなかったことを忘れてしまったため
翌日立ち上がれたのだと思う

その辺は、なんともいえない気分だが
まぁ段階としては進んだ
爺さん死んでからうちきて、7年くらい経つのかな

まず入浴がやばくなって
デイケアに行って入れてもらうようになって

デイケアに週3通うのに慣れたから
1日通わない日は寝ていてもいいけど
2日通わない日が続くと、様子がおかしかったんで

来年くらいから
週2デイケア、週1ショートステイにして
行かない日が2日続かないようにしたほうがいいかなという感じ

まぁうちは介護が2人もいるんで
介護施設に入れるとしたら
年齢の順番でという話だった

状態としては、親父のほうが良くないけど
婆さんもなかなか、手ごわいので
両方は見れないかなという感じ

婆さんは全く言うことは聞いてくれないからね
本当に聞こえないんじゃなくて
嫌だったら無視なんかもするわけで

そして、通所デイケアの人が迎えに来ても
行くのをぐずったりするんで
通えないなら、ずっと居てもらうしかないというか

その辺は親父は、時間になったらちゃんと行くんで
できなくても、する気持ちもあるんで
まぁなんとか

似たりよったりだけど






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