2018年12月13日木曜日

問題解決能力がなくなるのが怖い

1人掛けソファーに置いた座面用のクッションがずれる

婆さんが一人掛けのソファーで寝て
ソファーの上にのせた座布団がズルズル前に進んでしまうのに
イライラした


婆さんはそれで、イスから落ちかけても平気だし
背中が曲がりすぎているから、イスの座面に上半身が乗り
本人は落ちていないつもりで寝てしまうのだ

食事を運んだ際に、声掛けをして起き上がらせても
座布団が前進しているのを自覚させて直させるのがストレスだった


カー用品のあるホームセンターに行ったとき
座布団に横棒のついたきれがついているのに気が付いた
これを、イスの背もたれと座面の隙間に入れることで
座布団の滑りを防ぐのだった

それで、座布団と腰当で、隙間に差し込む布がついたものを購入した
婆さんのイスの座布団の下は、せんべいのカスやら、ゴミだらけだった

それは、BBAが掃除してくれて、ウェットティッシュで軽く拭いてくれた
新しく購入した座布団と腰当を置いた

いまのところ、隙間の布はとれていないし
婆さんは相変わらず伸び切っているけど
座布団は前進もしていなそうだ

老人は、自分が問題を抱えていることにすら気が付かないし
それで家族の手や気持ちをわずらわせても、なんともないのだ

こちらが怒っても、覚えていないので意味はないし
注意しても、なぜ注意されているかもわからなければ
苦言を呈されても、感じることすらなく
言われたことに腹を立てることすらあるのだ


変な格好で寝て、イスから落ちたりするだけならまだしも

週に3回、デイサービスで入浴させてもらっている
そのときに、紙パンツ、下着、服を交換してもらう
婆さんは寝巻に着替えなくなり、服のまま寝るし
紙パンツにしても、着替えなくなってしまい
漏らして汚して部屋が臭くなった

尿2回分の紙パンツを使用していたのだが
尿をしたら交換してくれればいいのだが
しなくなってしまったので
親父と同じ、5回用の紙パンツを使用させないといけない時期に来ているかもしれない

それでも常に失敗する親父に比べれば
婆さんのほうが手がかからないのだ

親父は、ほぼ紙パンツに無自覚にしてしまうので
5回用の紙パンツ本体を今は、朝と晩交換する
そして4回分のパッドをあてていて
家に居る場合は、昼にBBAが交換する

夜に新しい紙パンツをはいたところで
寝巻やベッドに漏れまくり
BBAは毎日洗濯に追われる

靴下を何度も履き替えたがり
ハンカチを一日何枚も使いたがる
やっぱり認知能力がおかしいんだと思う出来事だ



それでも親父は言えば、文句をいいながらでも一時的に修正するが

婆さんは、聞こえないし、無視するし、抵抗するから
基本ほおっておくしかないのだ

それに、要介護が2人も居るので
わがままに付き合えないし
自分でできることは、最低限してもらうしか
同居はむりだ

老人は、できなくなるばっかりで
家族の役に立つことはできないし
自分のことができない人がいるというのは
これほど大変なのかと、日々思うばかりだ

それでも人気者だったり
要介護の人間が1人しかいなければ、
もっとちやほやするのかもしれないが

世話しても言いごたえばかりされると
イライラするし
面倒だなぁと思ってしまう

加齢による認知症や
脳梗塞からくる認知症で
ふつうの日常会話もできなくなるから

体が不自由で
徘徊がないだけいいと思うしかない

婆さんと親父と、介護の段階が進むばかりで
だましだまし生活しているとはいえ
そろそろ、婆さんを施設に入れないと
親父のこともあって限界がきそうだ



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