2018年4月5日木曜日

いいものを持ってきた

BBAが婆さんのテレビの音に耐えかねて
ついにヘッドフォンをつけさせることにしたらしい

5mのテレビ用のヘッドフォン

BBAの妹の家では、常にヘッドフォンをつけさせていたので
慣れているという


この前、朝の5時からNHKの交響楽団を聞いていた時
私が注意した

だけどこれも多分覚えてない

うるさいからヘッドフォンをつけろではなく
思わず出た言葉が
「いいものを持ってきてやった」
「テレビがよく聞こえる」

などと言う言葉だった

本人はどうでもいいのか
あんまり気にしてないようで、装着していた


コードは敷物の下のフローリングに養生テープで貼り付けた


そういえば昨日は婆さんに怒鳴って
その後、デザートを持っていきたくなかったから
BBAにしぶしぶ持って行かせたら
入室しただけでビクッとなったらしい

でも今日はもう覚えてないみたいだった

長年使っているガラケーで婆さんの娘と話した後
ずっと携帯電話をいじくりつづけて
短縮番号に入っているBBAの電話にかけつづける
延々とワン切りをしてきて
BBAも耳が遠いので、老人スマホの音量が大きくてうるさかった

それで久々に注意しに行って
「充電してやるから貸しなさい」と言ったら
しなくていいとかいって抵抗してきたんで

ウラウラ言ってしまった

耳遠いから、大声で言わないと聞こえないし
それが居間まで聞こえるらしい

携帯電話の充電も自分でできなくなって、放電すると
叔母さんから連絡が入って

BBAが預かって充電する
最近預り充電にも慣れてきたみたいで
返して欲しいと、居間にくることもなくなって
翌朝渡しとなっているという

以前早朝から電話がかかってきたこともあったんで
夜間は携帯電話持ってくれてないほうがありがたい






残念ながら、ヘッドフォンはとりやめになった
97の婆さんが、ヘッドフォンをS字フックにかけてそのままにして
TVの音を聞かないで過ごすようになってしまった

耳につけてやっても、必要ないといって外し
S字フックにかけているだけで、テレビを音声ありで観なくなってしまったんだ

超高齢者はこちらの思うようにはならない
テレビのない時代に産まれて
いろいろなテレビや家電を使用して生きてきたはずだが
使い方を忘れてしまう


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