親父を別宅へ連れて行き
自分達は別の宿をとった
婆さんのショートステイの迎えが
9時に来るはずだったのが8時半に来たらしく
そこからBBAがきちがいみたいに騒ぎ立てて
私の部屋のドアをノックしまくったり
携帯を鳴らし続けたりしたけど
予定時間まで寝てから出発した
親父に負担がなく
自分達がうんこの被害にあわないようにした
初日の昼食は階段のないファミレスへ歩行器で連れて行き
犬とセットで別宅に送った
翌日はBBAの仕事が済み次第
車でBBAに来てもらい
チェックアウト後に合流して
男の運転で帰宅した
雨も降る予定だったので
できるだけ早く明るいうちに帰った
帰りの車内はすでに小便くさかった
大容量業務用尿パットをつけているからといって
パットの交換はしてくれなかった
BBAはガサツだ
だからとにかく我慢して早く帰りたかった
そういう日に限って車のファブリーズも切れているものだ
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ひょっとしたら、いつも臭くて
車のファブリーズがごまかしてくれているのかもしれない
うちは雀荘やスーパーの副流煙対策でタバコ用だ
PAの、設備は新しいトイレの浄化槽のほうが
車内よりもっと肥溜めくさかったのは笑えた
帰り道、BBAが昼食にラーメン屋に行きたがったが
紙パンツにびっしり小便をした親父をつれて外食する気にはなれなかった
BBAは親父のいない日にラーメン屋に行くことはできるし
親父も、歩行器を使ってまでラーメン屋に行きたくないと以前から言っていた
車いすがある施設のラーメン屋に行くので十分なのだ
BBAは体や時間をおしんで
なんでも一度に済ませたがるが
親父はもう要介護４でとにかく無理なのだ
とにかく親父を早く自宅へ連れて帰りたかった
コンビニで食事を買って帰ると言うと
BBAはコンビニで車を降りてこなかったので
車内でカップラーメンのことを言っていたが
買っておかないと、またグズグズ言うんだろうと思いカゴに弁当を入れると
車から降りてきた
そしてさんざん悩んでコンビニから出てきた
帰宅後、BBAは親父の歩行をぶつかったり、言葉で煽ったりして
犬を二階へなかなか連れて行かないだろうから
先に犬を家の中へ連れて行き、トイレの世話をし
部屋の換気もした
BBAは二階に来るなり私に悪口を言い始めた
犬を連れていくのはBBAに任せるべきだと言う
男がいて、荷物は運んでくれたろうと言うが
そして実際ほとんどの荷物を男が運んでくれたというのに
私に悪口を言い始めた
パーキングエリアに置いて行かれる心配がなくなったから
喧嘩でも売り始めたのかもしれないが
これだけのことをしてやっても
こんなクズみたいなことを言うのかと
頭に2割ほどきたので
悪口でかえしてやったが
気分の悪いものだった
これだけしてやっても
そんなことを言われなければならないのは
全く理解できないが
全く感謝はされないのだった
しかし、考える脳がないから
今までは全部親父がやってくれたから生きてこれたのかもしれない
右の物を左に動かすことしか考えないような頭だからだ
食事中にひたすら、質問をしてきて
食事を噛ませないのにも、いつも迷惑している
あてにするくせに、ディスることしか考えてないクソババアだ
デリカシーのかけらもないラメ好き・ヒョウ柄ババアなのだ
他の姉妹が相手にしないので
私が相手にしているが
全く感謝はされないのだろう
100円ショップで売っているゴザみたいな
ホームレスの人が新聞を集める大バッグに
親父とBBAの荷物が１つずつ入っている
それが車のトランクをほとんど占領し
別宅で出た４５リットルゴミ袋がさらにトランクを占領し
私と男の小さなリュックとビジネスバッグがすみっこに入るかどうか
私たちの扱いはその程度のものだ
中小企業の親というのは
子供は奴隷くらいにしか考えてないのがふつうだ
老化も加速して
ますますその傾向は高まる
もちろん勤めに出ても辞めたらなにも残らないが
死ぬまで待てないなら
家にいないほうがいいだろう
帰ってから、ガソリンを入れて洗車機に入れに行くと
BBAから電話がかかってきて
車に鍵を忘れたから帰ってこいと言う
ガソリンと洗車をして、2人で昼食でもとって気晴らしでもしようかと
思っていたのに
それすらさせないのだった
BBAはへたくそで洗車機に入れてエラーを起こしたし
まぁ私もだけど、セルフ給油はできない
静電気体質だし、そこはしなくてもいいかなとは思っている
洗車と給油までしてやる価値ないよ、と男に言っていたけど
すぐ帰れには苦笑い
結局持ち帰りをドライブスルーして帰った
クズ親で申し訳ない
今晩は麻雀へ行ったので
リフレッシュして帰ってきてほしい
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宿泊の夜
BBAに起こされるのが嫌だったので
携帯の着信音をサイレンスモードにしておいたら
親父から14時まで14件の着信があった
BBAの携帯には40件の着信があったという
自分の携帯は聞こえないところにおいていたが
夜間親父から携帯をとりあげることを忘れたようだ
男が、よそのひとに電話してないといいけどとポツリ
生きているのに、交友関係の電話帳の消去はしにくい
普段は短縮番号でしか電話できないので
よそにかけることはないが
履歴があったひとに、夜中かけたことがあるのだ
それから夜間は電話を持たせないようにしているが
BBAはデリカシーがないので、とりあげることを忘れたのだ
夕食中、親父に
回転寿司の持ち帰りはおいしいか聞くと
「食べよる」と言って返事をしてくれなかった
男がおもしろがってくれて
もう一度聞いてみてくれと何度も言ってきたけど
ものすごくガッツいて下を向いて食べていたので
聞く雰囲気でもなかったので何度も断った
何がそんなにおもしろいのかわからないが
男からすると、親父はおもしろい塊みたいなんだろう
帰宅後の夕食後
親父になぜ電話したのか聞いたが
覚えていないと言う
さりげなく何度も聞いたけど
全く覚えていないらしかった
認知症の人が
新しい環境のところに行くと混乱するんだと聞いたけど
自分がやったことを覚えてないから
やめてといっても覚えてなくてまたするので
自衛するしかない
BBAも62才くらいは私に学べと息まいていたが
70才で店をやめてから
緩んだというか
いつ騙されてもおかしくないような婆に仕上がっていて
私はBBAに
「お前に電話してくるようなやつは詐欺師だ
月曜日に電話してくるのは営業だ
儲け話を人が教えてくれるわけがない」
と常々言っているので
騙されてくれないでくれと願っている
レターパックに現金入れて送るような婆は
実在するからおそろしい
心配なら見張るしかない
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