2019年5月29日水曜日

人に慣れた金魚

どんな種類の金魚を飼うといいか
というと
自分が好きな金魚を飼えばいいという話がある



体色や体型で選ぶ人がほとんどだろうが
数匹飼う場合
産地をそろえるとか
種類をそろえるとか

自分好みの金魚を混泳させるなどという選択肢がある



金魚を売るひとは
まずは金魚を飼って、魅力を知ってもらうことから始めるためか

たとえば飼育に失敗して
金魚を死なせてしまったとしても
他のペットに比べたらずっと責めない

金魚を飼ってみて思ったのは
犬のように、よその金魚と、自分が飼育する金魚はぜんぜん違うということだ

やっぱり、懐いてくれる自分のペットが一番かわいいということ

金魚はエサをもらうことに慣れているから
エサをくれる人に慣れる

犬も、自分の世話をしてくれる人が大好きだ

無償の愛という言葉もあるが
世話をしただけ好いてくれるという部分もある

犬なんかは家族にランクづけをするなんていうが
どうやら世話というのは、一緒に過ごす時間も含まれるらしく
体が不自由になって、世話ができなくなった人間であっても
一緒にいてくれるというのでも、十分好かれる要素のようだ

やっぱり幼少のころから世話をするほうが
なつくのではないかと思う



勉強も兼ねて、youtubeで金魚を視聴しているが
いろいろな種類や産地の金魚を混泳している場合
外国産金魚と国産金魚の混泳で
細菌病の問題があるようだが
国内産であっても、やはり水の違いからか
産地をわけたほうが、飼育はしやすいようだ


うちには、ホームセンターで売っていた
1匹450円の丹頂が3匹居るが
なぜ混泳しなかったかというと

初めての金魚飼育というのもあり
水槽内で魚の関係ができていることを重視した

そして、人なれしていて
水槽を見るだけでも寄ってくるフレンドリーな子達にしたところ
それが、らんちゅうか丹頂だった

ランチュウは外飼いなどで
上級者向けの金魚なこともあり

ハムケツのようにランチュウの尻はかわいいので
買う人が多い一方、死亡することも多く弱い印象だった

初めての室内水槽飼育なので
国内産と思われる丹頂の当歳魚らしいのを購入している

金魚すくいの影響で
和金が生命力が強いというイメージだが

琉金も十分に強い種類という感じだ
丸手の金魚ではあるが
ヒレの数も多く
他の金魚の尾びれをつつく程度には悪い

鑑賞用として、金魚すくいでなく選べるなら
長手ならコメットや朱文金のようにヒレがきれいなタイプを選ぶだろう


金魚同士の相性という言葉もあり
金魚によって性格もある

それは、トリートメント後に水槽に入れてみないとわからない印象だが
たとえば、中国産の琉金を一緒の動画に入れた時の様子を見たとき





パンダ蝶尾と琉金ショートテールの相性はばっちりで
のちに、琉金ショートテールの色がパンダ蝶尾と同じになってしまうほどだが






さらに追加された出目金のことを
パンダ蝶尾は嫌っているし、琉金ショートテールも興味がないように見えた





相性がよさそうなときは
人間には言葉を交わしているようにみえた


しかし出目金には、パンダ蝶尾は背びれをたたんでしまった
金魚が背びれをたたむのは
元気がなくて、病気だったりするときもあるくらいの兆候だ







購入して水槽に入れてみて、相性を見たり
相性がわるいからと、水槽を分けたり
産地で分けたりと

そういう上級者向けの選別が必要になるなら

続けて購入する場合は同じ店で飼ったり
(アドバイスももらいやすいと思うし)
自分の住んでいる土地から近い店で、
水質が近いところで慣らし済みの金魚を購入したり
すると難易度が下がるのではないか




ただ、相性がいいときは
楽しそうな金魚たちの交流が見られるのも楽しい


うちの金魚は
きのうはリングろ材付きマツモを1個入れたら
M丹頂がマツモを全部抜いて
L丹頂が僕じゃありません!と言いに来て
マツモ食う抜け駆けはさせんぞーと見張りあって

夜通しマツモパーティーをやっていた








L丹頂がひとりで食う分には
リングろ材から抜けなかったけど
M丹頂が食べられることに気が付いてからは

朝になったら、エサやりのまえにピンセットで取り除くという
いつものパターンだ


一日で全部引っこ抜いたら
全部回収されると
一日で茎マツモにしようと躍起になってるんだよね

ちょっとずつオヤツ感覚で食べてくれたらさぁ
エサもちゃんとやってるのに

こういう食べ方されると
次の水換えか、その次の次の水換えまで入れられないじゃんね

まぁいつアナカリスを食べられることに気がつくのかなぁと思いながら
楽しみにしている



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