今日はリハビリの送迎が早い日で、ただでさえ時間がないというのに
なかなか準備ができない親父
フリースの上着を着ようとしている
そんな一番忙しいときに
婆さんが部屋から出てきて騒ぎ出す
男好きの婆さんなので、男に相手してもらい
「婆さんは部屋に戻ってなさい」と言うと
「(親父は)遅いから、まだ時間がかかるからいいだろう」などと言う
親父は耳がいいから、血の繋がってない婆さんにそんなことを言われて
頭にきたのか
フリースの左袖に腕が入らないまま、ポケットの裏に手を入れて
チャックを閉めようとする
ちょっと前に声掛けしたけどインターフォンが鳴る
返答して、エレベーター前で待つが、親父がこない
居間を覗くと姿がない
どこ?と聞くと
まだ1メートルくらいしか進んでない
それでもなんとか玄関まで行き、靴を履く
靴を履いている間に、リハビリの人に今日のことを伝えて詫びる
リハビリの女性はやさしくて、手すりがあるのに親父の手をとってやる
時間がないからだろうけど・・・
すると
親父はにやけていた( ^ω^)
手を握れてうれしいんだろう
昔、女の手を触るために手相まで覚えたそうだから
なんて幸せな老後なんでしょうね
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