2018年9月25日火曜日

ショートステイや老人ホームは家族のためにある

要介護4の親父がショートステイ
要介護2の婆さんがおばさんの家に1か月くらい外出した

BBAはピコ太郎みたいな服着て出かけようとしていて
「ピコ太郎みたい」って言ったら
今度はセンスのいい扇子みたいな服を羽織って出かけて行った
カバンにピコ太郎服を詰めて持って行った


婆さんは週3デイケアで週4しか家に居ないとはいっても
朝晩は毎日居たわけで
食事を与えたり、部屋を汚していないか見たり、食器をさげたりと
まぁ正直大変ではあった

だから居ないなら居ないで楽だ

でも気持ちっていうのは正直なもので
婆さんを車に乗せ、シートベルトをしめさせ
前方座席の頭部分に手ぬぐいタオルをひっかけて、持つところをつくってやり
見送って手をふると自然に笑顔になった

普段は感じていないだけで、重力みたいに重石になっているんだろう
何時に帰って、食事を何時に出さないといけないとか

これは好きとか嫌いとかではなく
責任感ってやつだ

家族って毎日居て
自分のことができない人に対しては、責任をもって養育している


責任感から解放されるという
心の軽さを思うと
BBAも外出をして、親父はショートステイに預けて
心の健康のためにとてもよいのだと理解できる


正直、自分のことができないひとが同時に2人も家にいるというのは
結構大変だ

ふつうの人間だったら、役割をもち、役割を果たすことができる
そして、してほしいことを伝え
できないこともあるけど、できることも増えていく
そうすると快適度はあがっていく


自分のことができない人間というのは、手間と時間ばかりかかる
好きとか嫌いとかではなくて
気力も時間も持っていかれるし
ふいにストレスのたまるような汚物の処理をさせられたりと
うれしくないサプライズの連続だ
不快度は高いし、ストレスもたまる

ストレスが高い状態のとき
調理をしていて、包丁があるときなんかは
話しかけないでほしいものだ

包丁やハサミは
引き出しにしまっておくのが得策だ
ハサミはカバーつきのものがよい

まぁとにかく今日一日を晴れ晴れと過ごしたいものだ



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