2016年5月11日水曜日

ヤングブラックジャック(アニメ) 感想

ヤングブラックジャックは、ブラックジャック(以下BJ)の医学部生時代の物語として
2011年に描かれた作品で、原作者とは異なります







BJの黒い皮膚は、黒人の血をひく少年から皮膚提供を受けたものですが
アニメのヤングブラックジャックでも黒人やアメリカの話が多い

2話の「拉致」では貧しい国の父親が心臓を提供し1億円をもらい、白血病娘を助けたい
22歳のBJ自身3億円の借金があるというエピソードが盛り込まれる
心臓の移植はせず、父親に心臓提供希望者の金持ちの宗教家の顔を移植する

3話「脱走兵」では嫌な感じの日本人社会活動家の女性が登場し、アメリカ人スパイが登場する

4・5・6話の 「ベトナムにて」では、アメリカ兵のPTSDが描かれている
ベトナム人の生めた地雷でアメリカ兵は亡くなる
また助けてくれた無関係のベトナム人の村を米兵が焼き払う
ドクターキリコが登場





7・8話「苦痛なき革命」では、黒人の革命家がベトナム戦争時代の人体実験で
無痛症になっている話

9・10・11話では「無残帳」、外科医百鬼丸(どろろ)が登場し、交通事故で四肢切断、義手義足を使い復讐する


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声優さんの熱演もあって、9・10・11話の「無残帳」が一番おもしろかったですかね



第二次世界大戦後に生まれた団塊の世代は、
学生運動や派閥、競争にあけくれたから
ヤングブラックジャックのような世界観も受け入れやすいかもしれないが

さらに若い平成の戦争を知らない世代には
ピンと来ない、重くてうっとうしい設定のような気もしますね







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