2015年12月1日火曜日

女性の使う「うける」の意味 (考察)

お笑い芸人が、自分の芸を「うけた」かどうか気にする

「うけた」=笑いを取れた 「うけるネタ」=笑いがとれる話


この程度の使い方なら一般的です




ナイナイお見合い大作戦in北見で、酪農家の男性に、 20歳の愛知県出身の女性が会話の中で「うける」と言いました

最終トークタイムに、感極まった女性は、「泣きそうだ」「もうこれであなたに会えないかもしれない」 「うける」といい涙を流しました

 文字テロップに 「うける」と表示

この場合は、泣くつもりがなかったのに、泣いてしまった自分に対してとまどっているという意味でしょう



アラフォーの男性が接客中に「カメラか携帯をお持ちでしたらお写真をしましょうか?」とお尋ねしたところ、若い女性客に「うける」と言われ戸惑っていました

この「うける」はなんでしょう

うれしいという意味でしょうか?

それとも「スマホ」というべきだったのでしょうか?


軽いあいづちでも「うける」を使うようになってきているようなのです

「うける」や「超うける」など、手を叩くジェスチャーなどを含むころは、まだ「面白い」という概念が残っていた


しかし、現在ではなんにでも使います

嘲笑の意味があるのなら悪い意味で言われたと思い、言われたほうは気分が悪い

なんで「うける」って言われたんだろう

という「うけるを合槌として使用しない世代」の戸惑いが言われた方にもまだあるのです



言われたほうも戸惑いがある言葉ですが、自分自身に対して使う「うける」にも、戸惑いがあるような気がします

また、適切な言葉の選択ができないから、とりあえず、合槌で「うける」もあるような気がします


若い世代で使用される「うける」ですが、やはり多くの人が、笑いを含む意味で使用しますので、これが一般的な言葉として定着する可能性は少ないでしょう

都市部の若い女性が、スラング的に使用するもので収束しそうです

また、深い意味は全くないでしょうから、気にする必要はないと思われます

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