お笑い芸人が、自分の芸を「うけた」かどうか気にする
「うけた」=笑いを取れた 「うけるネタ」=笑いがとれる話
この程度の使い方なら一般的です
ナイナイお見合い大作戦in北見で、酪農家の男性に、 20歳の愛知県出身の女性が会話の中で「うける」と言いました
最終トークタイムに、感極まった女性は、「泣きそうだ」「もうこれであなたに会えないかもしれない」 「うける」といい涙を流しました
文字テロップに 「うける」と表示
この場合は、泣くつもりがなかったのに、泣いてしまった自分に対してとまどっているという意味でしょう
アラフォーの男性が接客中に「カメラか携帯をお持ちでしたらお写真をしましょうか?」とお尋ねしたところ、若い女性客に「うける」と言われ戸惑っていました
この「うける」はなんでしょう
うれしいという意味でしょうか?
それとも「スマホ」というべきだったのでしょうか?
軽いあいづちでも「うける」を使うようになってきているようなのです
「うける」や「超うける」など、手を叩くジェスチャーなどを含むころは、まだ「面白い」という概念が残っていた
しかし、現在ではなんにでも使います
嘲笑の意味があるのなら悪い意味で言われたと思い、言われたほうは気分が悪い
なんで「うける」って言われたんだろう
という「うけるを合槌として使用しない世代」の戸惑いが言われた方にもまだあるのです
言われたほうも戸惑いがある言葉ですが、自分自身に対して使う「うける」にも、戸惑いがあるような気がします
また、適切な言葉の選択ができないから、とりあえず、合槌で「うける」もあるような気がします
若い世代で使用される「うける」ですが、やはり多くの人が、笑いを含む意味で使用しますので、これが一般的な言葉として定着する可能性は少ないでしょう
都市部の若い女性が、スラング的に使用するもので収束しそうです
また、深い意味は全くないでしょうから、気にする必要はないと思われます
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