2015年12月5日土曜日

ノイシュバンシュタイン城  神話について

ドイツの白亜の城、ノイシュバンシュタイン城は、バイエルン王(首都ミュンヘン)ルードウィヒ2世により建築された。

北欧神話の「エッダ」や、ワーグナーを熱愛する、ルードヴィヒ2世は、退位後の翌日、シュタルンベルク湖で殺されたとも言われている。ルードヴィヒ2世退位後、ルードウィヒ3世が、第一次世界大戦敗戦後、1918年に退位宣言書にサインし、バイエルン王国は滅亡した。


ノイシュヴァンシュタイン城はシンデレラ城のモデルにもなった城で、ドイツ観光の目玉です。「ロマンチック街道を行く」というフレーズもまた、海外旅行ツアーの目玉ですが、具体的に言うと、ドイツの王城を外観や中から楽しむというものです。

ドイツはライン川や森の美しい国で、豊かな穀倉地帯もあり、豊かな国です。当時は浪費といわれた王城の建設も、今ではドイツの資産でしょう。

ノイシュバンシュタイン城は、お土産や馬車が待っているところから、馬車にのってお城までいくことができます。海外では日本のように自動販売機がないため、暑い日にはミネラルウォーターを持参して観光することおすすめします。自分の順番がくるまで、中庭のスペースで待ちました。お城にはエレベータがありませんので、階段を昇って観覧します。

ノイシュバンシュタイン城に行く前に、レストランで食事をしたのですが、牛を放牧するところにはハエが多く、食事の載った皿を絶え間なく攻撃してくるので大変でした。この経験から、観光地で牧場することを反対するグループがいることが良く理解できました。






ドイツで北欧神話を信奉した人々がいるのは、奇妙な感じもしました。ローマ帝国の東側に住む人々をゲルマン民族とよびます。ヒトラーがポーランド人の子供をさらってきてドイツ人にしたという、北欧的な容姿、金髪碧眼を好んだエピソードもあります。またプロイセン王国(首都ベルリン)は、西ポーランドまで含んでいたので、それもあるかもしれませんね。

敗戦すると悪く伝承されるのは歴史の常です。宮廷ユダヤ人(Wikipedhia)


タロットや白魔術の本を読むと、ケルト神話や魔女など、イギリス的な要素が満載という印象をうけます。特に、スコティシュフォールドなど、イギリス系の猫を知ると、魔女が猫を飼っているというのもうなづけます。

一方、北欧神話は武器が豊富で、ゲームや少年漫画に良くもちいられています。トリックスターのロキや、斬鉄剣のオーディン。トールのハンマーや電撃は、SFでも人気要素です。



スターウォーズの新作が出るにつれて、スターウォーズグッツをいたるところで見ます

なぜこれだけアメリカでスターウォーズが人気なのかというと、アメリカの国土としてはインディアンの口伝による神話しかない(かなりおもしろいですが)ため、ヨーロッパの童話がアニメで用いられてきたと思うのです。他にはモンスター、ビックフットや、チュパカブラなど南米系の妖怪もXファイルで登場します。スターウォーズは宇宙を舞台にした神秘的な話なので、人気がでたのではないかと思っています。神話的ヒーローを求める心があるのだと思います。






第二次世界大戦後、ドイツ将校たちが移民した国々としてアメリカは良く挙げられています。

ヒトラーがロケットを予言したエピソードは有名です

フィクションドラマ「ホワイトカラー」に、ヒトラーの遺産を積んだユーロポートのエピソードがあります。マット・ボマーさんがかっこよすぎです。主人公ニールはイケメン贋作画家、そして天才の詐欺師です。相棒のモジーは頭のいい禿。FBIのピーターの吹き替えは池田秀一さんです


マット・ボマーさんは映画「タイム」にも出演しています。タイムは設定はいいのに尻すぼまり感のある映画でしたが、マット・ボマーさんが出るので観る価値はあります。時間とお金をやりとりし、0になったら死ぬという設定です。まさしく生きるために働き、屍となってそのへんに転がっている人もいれば、永遠の命を手にいれている貴族もいるのです。題名もいまいちかもしれませんね。





あまり克明には覚えていないので、国名が違ったら失礼ですが、コスタリカに移住し、農場を開拓したドイツ将校たちもいたようです。コスタリカ自体は、第二次世界大戦後の1948年に軍隊をもつことをやめ、永久中立国になっています。森の美しい国で、野鳥のバードウォッチングも盛んなようです。





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