2015年12月4日金曜日

言論の自由 同性愛に対する配慮

「同性愛は異常」と投稿、海老名市議に辞職勧告

読売新聞 12月3日(木)18時35分配信 

 神奈川県海老名市の鶴指(つるさし)真澄市議(71)がツイッターに同性愛者に対する差別的な書き込みをした問題で、市議会は3日、信用失墜行為だとして、鶴指市議への議員辞職勧告決議を賛成多数で可決した。

 強制力はないが、森下賢人議長は「重く受け止めてほしい」としている。

 鶴指市議は11月29日、「同性愛は異常なのだ」などと書き込んで批判を受けた。2日には森下議長らに謝罪文を提出、12月定例会(3~18日)は欠席し、その分の議員報酬の受け取りを辞退する意向を示した。





2015年6月、アメリカの全州で同性結婚が認められる判決がでて、渋谷ではパートナーシップ条例が承認されました。

一方で、交際相手を牛刀や金属バットで殺害した、性同一性障害の元男性ホステスに懲役18年の求刑がされています



交際相手をメッタ刺しにした性同一性障害の元男性に懲役18年求刑

スポーツ報知 12月3日(木)14時44分配信 

 今年2月、同居していた交際相手の男性を殺害したとして殺人罪に問われた、東京・銀座の元ホステスで無職の菊池あずは被告(29)の裁判員裁判の論告求刑公判が3日、東京地裁(石井俊和裁判長)であり、検察側は懲役18年を求刑した。判決は4日に言い渡される。

 白いジャケットにグレーのパンツ姿の菊池被告は、髪を無造作に後ろで結び、パンパンに膨れた顔で傍聴席を眺め、約180センチの長身をかがめるように猫 背で入廷した。逮捕後に、インターネット上で「美しすぎる殺人者」などと揶揄(やゆ)されていた容姿とは、まるで別人だった。

 公判では、被害者・平田勇二さん(当時48歳)の姉と兄が意見陳述で証言台に立った。6つ年上の姉は、事件翌日、遺体確認した際、頭部が包帯でぐるぐる に巻かれ、口元とまゆげに縫い跡のある「弟」と対面したが「本人と断定できない」状況だったなどと話した。現場となった平田さんのマンションの部屋では、 玄関から見えたおびただしい血とにおいに足がすくんだという。

 続けて姉は「弟は、猫が大好きな優しい人間で、被告人に対して『お前に愛情はない。あるのは情けだけだ』と言ったとは到底思えない」と、被告の陳述を否 定。「被告人から連絡は一切なく、裁判の日程が決まると『30万円受け取ってくれ』と言ってきた。遺族をバカにするのもいい加減にしてほしい。一生許すこ とができない。2度と私たちが住むこの社会に戻ってきてほしくない」と強い処罰感情を露わにした。5つ年上の兄は「弟は、収入や貯金がなかった被告の面倒 を見ていたのに、その恩を忘れ無慈悲に命を奪った」と怒りを抑えながら話した。

 検察側の論告によると、菊池被告は、犯行前日に牛刀や金属バットを購入し部屋の中に隠し、平田さんの就寝時を狙った。襲撃時、平田さんが「助けてくれ、 仕事に行けなくなる」と懇願したが、バットで頭を2回殴り、腹部を牛刀で何度も刺し、右胸に深さ9センチの傷を負わすなどして殺害した。

 検察側は、被告が患っている広汎性発達障害などの影響はなかったとして、「自己中心的な動機による計画的で極めて残忍な犯行」と述べ、懲役18年を求刑した。真っ赤な顔をした菊池被告は、前かがみの姿勢で、検察側をジーッと見つめていた。

 一方、弁護人は最終弁論で、広汎性発達障害などの影響で、「被告人は人間関係がうまくいかなかった。変化することが苦手で、引き返すことができなかった。懲役10年が妥当」などと情状酌量を訴えた。

 最後に意見陳述を促された菊池被告は、うわずった声で「本当に申し訳、ご、ご、ご、ござませんでした」と2度述べた。弁護人によると、被告は性同一性障害で性別適合手術を受けており「現在、女性ホルモンを投与されないため精神的に不安定になっている」と説明した。

 起訴状では2月2日、東京都中央区のマンションで飲食店従業員・平田勇二さんを包丁で刺すなどして殺害した、としている。検察側は冒頭陳述で、2人が別 れ話になった際に「平田さんに『愛情はない』と言われ、殺害を計画した」と述べた。菊池被告は起訴内容を認め、争点は量刑に絞られていた。






金属バットで交際相手殺害の元ホステス、起訴内容認める 弁護側「複数の障害あり酌量を」と主張

産経新聞 12月1日(火)11時49分配信 

 同居していた交際相手の飲食店従業員、平田勇二さん=当時(48)=を殺害したとして、殺人の罪に問われた東京・銀座の元ホステス、菊池あずは被告 (29)の裁判員裁判初公判が1日、東京地裁(石井俊和裁判長)で開かれ、菊池被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。公判前整理手続きで、争点 は量刑に絞られている。

 検察側は冒頭陳述で「平田さんから『愛情は消えた』などといわれ、犯行に及んだ。動機は身勝手だ」と指摘。弁護側は「菊池被告は元男性で、性転換して女性になった。軽い知的障害、性同一性障害、発達障害があり、事情を酌むべきだ」と情状酌量を求めた。

 被告人質問で菊池被告は「交際当初は平田さんは優しかったが、徐々に冷たくなり、『空気のようにしていろ』などといわれた。大好きすぎて別れられず、殺意が芽生えた」と話した。また幼少時から性別に悩み、親から「男らしくしろ」と怒られていたことや、仕事が長続きせず友人ができない苦しさを抱えていたこ となどを語った。

 検察側の冒頭陳述によると、菊池被告は2月2日、都内のマンションで、平田さんの首や胸を包丁で刺し、頭を金属バットで殴って殺害したとしている。



犯人には「軽い知的障害、性同一性障害、発達障害」があった


48才の中年男性が日本語で「愛情はなくなったが、情(じょう)はある」と言った場合、「セックスには興味はなくなったが、家族としての情(じょう)がある」という意味で「性愛はなくなったが、愛情はある」という意味だ。異性同士の夫婦であっても、バイアグラを購入してまで性愛を重視する家庭は少ないのではないか。

被害者の中年男性は、直接的な言い方をせず、セックスレスを申し立てたが、犯人に軽い知的障害があったため、伝わらなかった可能性がある

犯人のいう優しさは性愛のやさしさで、冷たくなったはセックスはしなくなったという意味ではないのか。

被害者が殺されるときに、「仕事に行けなくなる」と懇願したというのは、おそらく犯人から日常的に暴力を受けていて、仕事に支障がでることを恐れたのであって、まさか殺されるとは思っていなかったから出たのではないか。




これともう1つの福生顔はぎ殺人事件(サイト内リンク)では、まだ犯人が逮捕されていません。

ツイッターで71歳の市議のつぶやきが差別的だとして、辞職勧告をされるということも話題になっています。

71歳の男性の時代の教育や、社会では、この発言内容は常識的なものであってもおかしくありません。

いままでも、殺人事件に性同一性障害が関わった場合に、報道されていなかったのか、それとも殺人事件がなかったのかは不明です。

個人的には、男装も女装も、コスプレや遊びの趣味でする分には問題ないと思いますが、性行為を伴ったり、性転換や戸籍の変更までしてしまうとなると、「性同一性障害」というしかないですね


個人的な意見ですが、刺青も入れてしまうとなかなか消すことが難しいように、性転換や戸籍の変更までしてしまうともう後戻りができませんから、できれば、女装やニューハーフどまりでお願いしたいですね。トイレは車椅子やオスメイトの利用できる共同トイレもありますからね。もしくはトイレは個室なのでよいですが、お風呂の問題もありますね。刺青の人は貸し切り風呂を利用する人が多いのですが、部屋のお風呂とか貸し切り風呂を利用してもらいたいですね。(配慮として・・・)

戸籍の変更はなかなかできないものなのかと思っていましたが、このような事件で、戸籍変更をされているかたもけっこういらっしゃるのかなと思いました。

性愛を伴った障害の場合、パートナーしか関係がないので、好きにしたらいい個人の自由だという方もいらっしゃるでしょう。自分の身の回りの社会でどのように受け止めれば、差別にならないのかという、まわりもおっかなびっくりで、差別するつもりはなくても、堂々と権利を主張された場合、萎縮してしまうこともあると思います。 

私自身、身近にいらっしゃるわけではないので、他人事のように受け止めてしまいますが、この2015年の同性愛に対する社会の流れ、71歳の戸惑いに対しての世の中の反応・・・要注意としかいいようがありません。





「最後に意見陳述を促された菊池被告は、うわずった声で「本当に申し訳、ご、ご、ご、ござませんでした」と2度述べた。弁護人によると、被告は性同一性障害で性別適合手術を受けており「現在、女性ホルモンを投与されないため精神的に不安定になっている」と説明した。」

「 吃音(Stuttering)とは、音の繰り返し、ひき伸ばし、言葉を出せずに間があいてしまうなど、一般に「どもる」と言われる話し方の障害」 発達障害ってなんだろう?(政府広報オンライン)


女性ホルモンが切れたからきつおんになるとは、聞いたことがないです。発達障害の1つにきつおんが含まれるようです。





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