2015年12月14日月曜日

フリンジ ファイナルシーズン(シーズン4)まで 感想

フリンジはシーズンによって舞台や設定が変わるドラマだった

もちろん飽きさせないための変化は必要だが、シーズンをすすめても、普通はストーリーが進んだ感じがしたり、登場人物が増えたりする程度だ

「O.C.」は主役級の人物が死んで降板し、その後も主役級の人物がドラマ内で逮捕されたりとシケシケ展開で打ち切りになった

ちなみにフリンジのファイナルシーズンのラストディスクの特典に「アロー」の1話が入っていて、それに「O.C.」のケイトリン役(主人公姉の妹)が、また主人公(兄)の妹として登場していた


 (以下多少ネタバレ)





フリンジはシーズン1と2くらいの雰囲気がとてもよかっただけに、ピーターがマシーンに入って存在が消滅してからのシーズン3、「監視人」が監視をやめ管理する社会の「レジスタンス」 と急展開すぎるきがした

シーズン3のもう1つの世界も、よかったので、もう少し続けてほしかった

ただし、ニーナやウォルターのリアル老けが激しく、ベリーに関しては元がわからないほど老けていて、耳でしか確認できないという状態だったので、この3人はいなくなるという設定でなければ、続けられない

Wikipedhiaで確認したところ、ベリー役レナード・ニモイさんは2015年2月27日没(満83歳)




ただし、ウォルターが抜けた状態でドラマが続けられるのかというと、それも難しく、


 (以下かなりネタバレ)



私たちのウォルターは未来に行く。あちらの世界のウォルターは、長官を引退し、80過ぎてハーバードで教鞭をとるという、もしフリンジが続いても、ベリー程度の登場で済むような余韻を残した

ウォルター役のジョン・ノーブルさんは1948年生まれなので、本当はそんなに年でもない!


ニーナに関しては、死んだエピソード自体が消滅したはずなので、登場しようと思えばできるし、思い切ってタイムパラドックスで消して別の存在にすることもできそうだ。


フリンジは、一応の完結を迎え、そこはやりきった感があるが、あの容量で2時間映画をみた気分というか、詰め込みすぎ感がする。


森で敗戦者の歴史を刻んでいる集落の、坑道に入って鉱石を採ってくるのに登場した父親役は、スターゲイトアトランティスの軍医(カーソン・ベケット役)として登場したポール・マクギリオンさん(オールシネマより)だ

もし続けるなら、あの森の集落はなくなるわけだから、彼も登場できる可能性はあるわけだけれど(ファイナルシーズンだったけれど)

スターゲイトはわりとストーリー的にはどうでもいいエピソードが多かったが、その分キャラクターのよさがでるというか、非常に親しみを感じた



監視人についてはがっかりだった

オーガストやセプテンバーがでてきたので、12人しかいない神秘的な存在と思ったら、ファイナルシーズンは監視人だらけ、しかもキャバレーで女をはべらせている

現代の環境にいると、監視人のようなストイックな存在であっても堕落?してしまうのだろうか


ジャズに反応するあたりは面白かった


監視人は人類が爬虫類脳の発展をした場合の人類で、マイケルは新しい可能性だったが、マイケルはしゃべれないのが人間味がない ETを見ている気分になった

打った監視人が浮き上がる銃弾は必要だったんだろうか?

フリンジ事件は人間が引き起こしたものだから、レジスタンス活動でも使用できるという結論なんだろうか

SFレジスタンスをみていると、ターミネーターを思い出してしまう




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