2016年2月15日月曜日

爆買いをあてにする日本人、外国人をきらう日本人

中国人観光客のマナーはやっぱり悪い? 「爆買い」ブームの裏側

ジャーナリスト 中島 恵

旅館でも異文化摩擦

 別に何かひどいことをされたわけではない。とはいえ、「脱衣場でスリッパを脱がず、スリッパのまま湯船に入ったのを見ちゃった。朝食は“豆乳と揚げパン、おかゆ”だよ。もういやになっちゃったよ」と愚痴が止まらない。
 マナー問題もあるが、あまりにも急速に日本国内に中国人観光客が増えたので、その環境に適応できず、ストレスを感じて、見知らぬ中国人に八つ当たり(?)するケースもあるようだ。
 それだけでなく、間に立つ観光関係者にストレスや不満をぶつける人もいる。
 古い街並みが美しい岐阜県のある高級旅館を訪ねたときのことだ。清楚(せいそ)女将(おかみ)さんはこんな話を打ち明けてくれた。
 「ちょうどその日は中国人のお客様が数人チェックインされて、 ロビーの椅子に座って静かに談笑していたのです。それを見た日本人の高齢の男性が私を部屋に呼び出し、お説教してきました。『おいっ、なんで中国人なんか を泊めるんだ!』と……。『お客様に何か失礼なことがあったのでしょうか?』とお聞きしたのですが、そうではなく『中国人を宿泊させるなんて、この旅館の 品位が下がるだろう』と、ただお怒りになるばかりで……。お説教はかなり長い時間、続きました。ふだんはお食事(どころ)に移動していただいて、温かい夕食をお出ししているのですが、その日は“危険”を感じて、お部屋食に切り替えました。顔を合わせないほうが、お互いに嫌な思いをしないだろう、という苦肉の策でした……」
 その女将さんは話し終えたあと、少し涙ぐんでいた。「お客様はどの国の方も等しく大事なお客様」だと思って接してきたが、このように日本人からひどいことをいわれたことが何回かあったという。
 無事に食事時間をやり過ごしても、大浴場でトラブルになることも多い。西洋人には親切に教えてあげている姿を見たことがあるのに、「中国人が()れ た身体を拭かないまま浴衣を着ていた。バスローブじゃないんだから、早く注意しなさい」と、中国人を見かけたときだけ、わざわざ女将を呼びに来る人もい た。客室に「お風呂の入り方」を書いた英語のパンフレットを置いているが、初めて日本のお風呂を使う人はわからないこともある。
 聞いていた私は女将さんのことが気の毒になり、胸が苦しくなってしまった。マナー問題うんぬんという以前に、観光地ではこうしたさまざまな場面で、日本人と中国人の軋轢(あつれき)が生じているのだろうな、ということに思いを()せ、考えさせられる出来事だった。
 一方、当の中国人自身はこの問題どう捉えているのだろうか?



海外旅行にいくのに、大韓航空とインチョン空港を経由するヨーロッパ行きを利用したことがあります。機内のトイレで並んでいると、前に入っているひとの扉が開いた瞬間、子供がすごい勢いで割り込んできました。後ろに並んでいるヨーロッパ人女性と顔を見合わせましたが、子供がすることなのでまぁ・・という感じの雰囲気でした。そして、子供がでてくると、次は大人のおばさんがものすごい勢いできて横入りをしてきました。 後ろに並んでいるヨーロッパ人女性もすごくびっくりしていました。自分の後ろに並んでいるひとに悪いので、次は入れない!という意気込みでトイレへ入りました。この子供と女性が、中国人なのか韓国人なのかはわかりません。


中国人と韓国人の違いは、しゃべっているときの言葉の濁音の有無です。
中国語は濁音「点」がない(少ない?)言語なので、中国人の個人客はうるさくないです。
韓国人は相手によびかけるとき、大声で「おっぱー」「おんまー」と叫びますし 、言葉に濁音が多いので、個人客でもうるさいです。おばあさんを連れてきているときは、たいていパンチパーマなのでわかります。意外と高齢者の方は静かにしています。

中国人の裕福層の客は、物静かな人も多く、中国語は、流れる歌のように静かな言語なので、ロビーにいても気にならないと思います。中国人の太めの男性は、ポロシャツを開襟にしていることが多い気がします。

においについても、中国人のほうがあまり気にならないですね。お仏壇のようなにおいさせている人はいると思います。韓国はとにかく、にんにくとキムチの臭いがひどいですね。特に冷蔵庫にキムチを入れられると一週間は臭って使用できなくなります。

東京には炊飯器を爆買する中国人が多いニュースをよくみかけますが、高級旅館にきている中国人は、裕福層なので、マナーがいいひとがほとんどです。

たしかに、バスで乗り付けてくるようなツアーの場合は、マナーがひどいようなので、しかし受け入れている施設というのは、出国先の旅行社とも良好で、送客実績のある宿泊施設になるので、自分の宿泊先にツアーが多い場合は、ここはツアーの受け入れが多いのだと受け入れるしかありません。ツアーのいいところは、たいていチェックインが4~5じで夕食の時間も早く、チェックアウトも早いため朝食時間が6時半から7時になるでしょうから、朝は会わないかもしれません。15時ごろチェックインすれば、お風呂でも会わないでしょうし、朝風呂も7時以降会うことはほとんどないでしょう。外国人ツアーで宿泊施設を遅くでるものがあれば別ですが。

宿のほうでも、外国人宿泊拒否をする宿はないでしょうから、個人客がいたからといって、日本人が目くじらをたてて責任者に怒鳴りつける行為はマナー違反でしょう。日本人が海外にいって高級ホテルに泊まったら、現地の外国人が日本人を泊めるなとホテルの責任者を怒鳴りつけていたら、教養のある日本人なら悲しいでしょう。

中国人と韓国人の違いは、話している言語くらいでしか区別がつきません。
 都合がわるいときは、日本では韓国人は「中国人だ」というし、中国人は「韓国人だ」と名乗るそうですから。

しかし駅のトイレで女性用のサニタリーボックスに使用済みのトイレットペーパーを捨てる外国人には閉口します。ヨーロッパのトイレはどこも有料で、お金を入れる方式にせよ、お金を入れる皿がおいてあるだけにせよ、お金がかかってしょうがない。記念コインに書いてある数字がお金の金額と思って出したら、足りないといわれて、よくわからなかった。
タイの寺院では、お金を払ったらトイレットペーパーをくれて、トイレをしたあと、横にタライがあって水をくんでトイレを流す、水洗でした。タイでは運悪く、宿泊翌日からお腹を壊してしまい、それ以来旅行にはいっていません。周りは食べなくて、自分が食べたもので、カレーの油が体質的にあわなかったのかもしれません。子ゾウはかわいかったです。

個人的には、王国であったり、王政があった国は、文化的で、高級調度品があったり、魅力的な史跡が多いきがします。戦後、日本でも象徴とはいえ、天皇制度が残ったことは文化的に幸いだったのかもしれません。

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