90代の老人はすでに「アラウンド100」
92歳で夫は死に、今年96歳になる老女だ
実家には、小脳梗塞の「アラウンド70」の父がおり、母は自営業で働いている
おばあさん(母の母)は、おじいさんが死んでから、1ヶ月ごとに、娘の家をいったりきたりしている
おじいさんは、なくなる前、おばあさんは母の家にいくように言っていたが、
おばあさんは、おじいさんが死ぬと、自分の意思で好きにしている
母は、働きながら、自分の母と夫を看ることになるので、家族としてサポートをしている
私も実家でフルタイムで働いている
女は年をとると、自分のことしか考えられなくなる
男は、縄張り意識が強くなり、自分のテリトリーに他人が入ることを嫌うようになる
父がいるリビングには、キッチンがあり、おばあさんが食器を洗いにくる
おばあさんは耳が遠く、音に対する配慮ができない
父は時代劇チャンネルのなかでも、「鬼平犯科帳」と「剣客商売」藤田まこと系のドラマ「必殺仕事人」「商売人」などを好んでみていて 、その最中に部屋の中で話をしたり、音をたてると極端にきらう
父にはトイレつきの寝室があり、テレビもあり、時代劇チャンネルもみられるようにしてある
しかし、居間で時代劇チャンネルをみることに固執しており、部屋の移動もしない
おばあさんが、食器を洗いにくると、おばあさんに対してパニックをおこし、職場に電話をかけてくる
仕事がいそがしい日とか、時間とかの判断がもうできないのもあって、家にいるおばあさんと父には大変困っている
昨日は、父が「おばあさんが、居間で腰が痛いと騒いでいる」「そこからうごかない」と言われ、
救急車が必要な場合もあるかもしれないので、目視に行った。
実家にいくと、おばあさんが食器を洗っているだけだった。
おばあさんは、デイケアに行った日で、デイケアでのゲームを、全力でやってくるらしく、疲れてしまうらしい。手を抜けない性分らしく、これも困っている。
父がテレビをみていても、三度の飯よりもしゃべることがすきなおばあさんは、話かけずにはいられないようで、父が辟易としていて電話してくるのだ。(小脳梗塞をやっているので、言っていることが聞き取りづらい。)
腰が痛いといっても、キッチンで食器を洗っていて、「部屋にかえりなさい」「食器はもういいから」と言っても、いっこうに聞かないので、父と私がパニックになり、私がおばあさんをキッチンから離そうとすると、虫が網戸にくっつくように、おばあさんが流し台にくっついてしまった。
今月、おばあさんは、「朝ごはんをもらっていない」と二度騒ぎ出した
おばあさんに夕食を出すと、「多い」と文句をいい、返却してくる
白米もだすと、「多い」と文句をいう
それを間に受けて、量をへらしてしまうと、朝ごはんをたべても、昼前に腹がすき、
自分で食器をあらったにも関わらず、「朝ごはんをもらっていない」と騒ぐのだ
しかし「ぼけている」といって本人を傷つけてもしょうがないので、
ご飯が多いと文句を言うと、「夜しっかり食べないと、朝ごはんもらってないといいだす」といい
量をへらさないようにしている
父は居間の主になってしまっていて、母とテレビの選択権で争うようになった
いままで、父は仕事でテレビをみないひとだったので、母が居間でテレビを視聴し、
子供にはテレビをみせないで勉強させるということを徹底してきた
私も子供のころは、朝のニュース以外でテレビを一日1時間も見ればテレビを良く見たほうだった
父の縄張りが居間のテレビになり、母と衝突することが増えた
父は体が不自由なのであまり動きたくないようなので、母の寝室に、使用していない大型テレビを移動した。翌日は湿布だらけになるほどの筋肉痛で大変だった。それに、レコーダーとスピーカーの接続までしてやったのに、母は翌日私にけんか腰で、ほんとうにこの人には何をしてやっても意味がないと思った。
父はリハビリに週3回通っていて、今年、母に言ったが要求が通らなかったので自分で買いにいこうとして転び、顔をぬう怪我をした。そして、玄関で転び頭も打った。
その父を昨日、アスファルトで比較的フラットな駐車場で、店舗から遠くに車を停め「リハビリだから」といって一人で歩かせた
野外の広々とした駐車場で、つかまるところが全くない
父は歩くときにバランスがわるいが、杖も介助も嫌がるのだが、周りに壁やつかまるところがあれば安心して歩けるという状況だ
これでころす気がないんだったら、理解不能だ
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