2016年4月24日日曜日

2度の大地震では、耐震性のある住宅も壊れる

熊本地震では2日間で2回の巨大地震が起こりました

4月14日21:26ごろ マグニチュード6.5 震度7、
4月16日01:25ごろ マグニチュード7.3 震度7

4月14日の地震は熊本県の狭い地域での地震でしたが、
4月16日の地震では、九州のほぼ全域に近い広い範囲でのゆれでした

4月14日の地震がすでに震度7であったため、
もう大きい地震は起こらないだろうと帰宅して、自宅が倒壊してなくなった方もいます

九州では大きい地震が少なく、大きくても震度3から4程度でした

それでも、長期優良住宅でうけられる減税が目的で、ハウスメーカーから耐震性のある住宅を買っているひとも多くいます

一方築35年を越えるような、古い家に住んでいるひともいます

耐震性のある住宅でも、1度の最大震度6強から7程度の地震しか想定していないため
2度の震度7の地震で
2階建て住宅の一階部分が押しつぶされてしまうようです


一戸建ての間取りを見てみると、寝室は2階に設定してありますが
単なる生活活動の問題からだけでなく、理にかなっているようです

年をとって、二階にあがることがなくなった住宅のリフォームで
2階を減築することもあるようですが
地震対策としてはそのほうがいいようです

瓦が落下するトラブルも多いようです
台風など風が原因で瓦が落ちる場合、瓦のはしの部分が落ちるだけですが
地震の場合は、屋根の真ん中のとがった部分から被害がでます
そしてさらにゆすられると、端から落ちていきます
瓦屋根の修復は大変そうです

こういうときは安いコロニアル屋根や高価なガルバニウム屋根のような
軽い屋根がよさそうです

太陽光パネルも外れずに屋根に残っているようでしたね


賃貸住宅に住んでいて被害にあった場合は
家財の被害がなければ引っ越せば済みますが

持ち家の場合
地震保険に入っている、入っていないでも
明暗が別れます

自宅の一戸建てが壊れた場合、
もともとの家のローンもあり、修繕費用がかかる

賃貸住宅を貸す側でも
修繕費用がかかったり、建て替えの費用がかかる
入居者がでていってしまうリスクもある

自宅の倒壊が免れた地区でも
次の地震に備えて、補修が必要になるでしょう

2階建てで一階に寝ている場合は、
足の悪い人以外は2階で寝るようにしたほうがいいですね

屋根瓦が壊れてしまった住宅も
軽い鋼板屋根の導入も検討したほうがよさそうです

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