2016年4月4日月曜日

熟年離婚 発達障害の子供の進路 【男の離婚】


【出典 外部リンク】

発達障害の娘の親権より家と金!手切れ金1000万要求した自分優先妻(上)Yahooニュース


発達障害の娘の親権より家と金!手切れ金1000万要求した自分優先妻(下)DiamondOnline


58歳男性のケースです



 「妻はとにかく『自己愛』が強すぎるんです。些細な夫婦喧嘩は結婚からずっと絶えなかったのは確かです。例えば、僕が『もっと皿をきれいに拭いてほしい』 と頼んだところ、妻は僕が以前皿洗いを手伝った時のことを蒸し返して『あんただって音を立てて洗っているじゃないか! 』と論点をすり替えたり……」

 それ以外にも妻が夜中までスマートフォンを見ているので実さんが『いい加減にしろよ』と指摘すると、『そんな時間があるなら(セックスに)応じろということなの! 』と勝手に誤解したり、実さんが妻のことを気遣って『なにか悩みごとでもあるのか? 』と尋ねたところ、『そんなこと相談するなと前に言われた のに何を今さら』と、実さんが言ってもいないことをでっち上げたり……悪妻ぶりを示すエピソードを挙げればキリがないそう。

 「この程度なら僕だって我慢します。しかし、今回ばかりは許せなかったんです」





  ◆今回の離婚のトラブル/発達障がいの娘に暴言を吐いたため、夫が離婚を申し出たところ、妻は親権には興味を示さず自分優先の離婚の条件を提示してきた。

 <家族構成と登場人物、属性(すべて仮名)>
夫:藤崎 実(58歳)→会社員(年収1000万円)☆今回の相談者
妻:藤崎加奈子(53歳)→専業主婦
娘:藤崎彩子(18歳)→高校生。実・加奈子夫婦の子

 ・夫婦の状況とトラブルの経緯
不登校を繰り返していた発達障がいの娘が夫のフォローで専門学校への進学を決めたが、妻には事後承諾だったため妻が大激怒。娘に酷い暴言を吐き、夫は離婚を決意。妻は離婚の条件として、1000万円の現金と自分の住む家を要求してきた。




 18歳の娘さんは、ちょうど今後の進路を決めなければならない時期に差し掛かっていました。娘さんは以前から地元のスーパーでアルバイトをしており、進学 せずにアルバイトを続ける(フリーターになる)という道もありましたが、最終的には専門学校に進学することに決めました。実さんも我が事のように喜んだの ですが、それもそのはず。

 「これ以上、休んだら卒業させることができない。落第だ! 」

 実さんは進路決定の直前、学校から呼び出され、そうやって釘を刺されていました。娘さんは専門学校への進学という目標ができたことで、ようやく自覚が芽生えたのでしょうか。今まで不登校を繰り返していたのに、それ以降は休まずに登校するようになったそうです。

 このように娘さんの学校の手続き、進路の相談、そして心理面の後押しなどは主に実さんが行っており、妻(娘さんの母親)はほとんど登場しません。当然、 妻も一緒に暮らしていたのですが、母と娘の間には長年にわたる鬱積があるようで、ほとんど会話はありません。少しでも接点を持とうとすればいがみ合いが始 まるので、一つ屋根の下で暮らしているにもかかわらず、なるべく顔を合わせないようにしていました。

 「僕が間に入って代弁するのではなく、娘が直接、妻へ報告したほうがいいだろう」

 実さんは「実の娘の進路」という人生を左右する大事な問題なので、2人を引き合わせることにしました。娘さんに、妻の部屋に行き2人きりで話し合うよう 促したのですが、せっかく今まで塞ぎこんでいた娘さんが前向きな気持ちを持つことができるようになったのに、妻はあろうことか水を差すような暴言を吐いた のです。

 「ちゃんと高校を卒業すると誓約書を書け! 」と。

 確かに娘さんの不登校に悩まされていたという点では妻も同じです。しかし、卒業の可否の信憑性については高校が発行してくれる卒業見込み証明書で保証し てくれるし、それは進学予定の専門学校に対して示せば十分でしょう。それなのに、なぜ「母親」に対して「誓約書」で示す必要があるのか……何より娘さんが 傷ついたのは「母親から信用されていない」という点です。

● 妻との将来も考えていたが…… 建設的な話し合いができないと判断

 赤の他人ならともかく、実の母と娘なのに「ちゃんと卒業する」という言葉だけでは信じてもらえず、「誓約書」まで書かなければならないのは、あまりにも 酷い仕打ちでした。今までの不登校ぎみという事情を踏まえても、です。娘さんは目の前で母親に暴言を吐かれたせいで顔を真っ赤にして部屋を飛び出し、駆け 足で家の外へ逃げてしまったそうですが、無理もないでしょう。

 実さんはこの件の一部始終を、数時間後に娘さんからのLINEで知ることになったのですが、仕事を終えて帰宅するや否や、妻に問いただしたそうです。しかし、妻の第一声はなぜか「謝れ! 」。

 専門学校への進学は娘さんと実さんの話し合いだけで決めたので、妻には事後報告になってしまったことに対して激怒しており、蔑ろにされたことへの「謝 罪」を求めているのかと思いきや、実さんが「こっちで決めてしまい悪かったけれど、しょうがなかったんだ」と申し開きをしても、妻の癇癪はおさまりません でした。





発達障害の娘の親権より家と金!
手切れ金1000万要求した自分優先妻(上)より




「お前たちの発言はすべて整合性がとれていないのよ!」「お前は頭がおかしい、狂っている、あいつを病院に連れて行け!」
 妻はそんなふうにた当り散らすばかりで結局のところ、事の真相……なぜ娘の進学を祝ってあげないのか、卒業の見込みを疑ってかかるのか、そして娘のことを信じてあげられないのかに言及しないまま、意味不明なことを言い続けたそうです。
 「あの日は本当にノイローゼになりそうでした。結局、それから3ヵ月が経とうとしているのに、未だに娘の弁当を作ろうとせず、僕の分だけ夕食を用意しようとせず、自分だけ外で贅沢なランチをしているようで……」
 実さんがショックだったのは危害が自分だけでなく娘さんにも及んだことで、実さんはとうとう「結婚生活」をあきらめざるを得なかったのです。
 「今は無理でも将来的には、妻とやり直せる可能性を残しておきたいと考えてきましたが、こんな調子では……将来に向けた建設的な話し合いができないのでは、もう無理です。今後は淡々と事務的に処理(離婚)に入っていこうと決めました」

 実さんは娘さんに離婚の事実を伝えた上で、どちらに付いていくのかを尋ねました。
 「できれば仲直りしてほしいよ。このままでいいの」
 娘さんは最初のうち、そんなふうに離婚自体に反対していたようですが、実さんが離婚の意思は固いことを念押しすると、両親の離婚を受け入れてくれました。
 「お母さんとは住みたくない。でも、お父さんとも住みたくない。ここで1人で暮らすんだから!」

 「とにかくお母さんと一緒は嫌!だからお父さんとここで暮らす!!」
 娘さんは父親を積極的に選んだり、父親と母親を天秤にかけて父親に傾いたりしたわけではなく、母親は嫌だから父親しかいないという消去法で結論を 出したようです。もちろん、発達障がいを抱える娘さんにとって両親の離婚に伴って住居環境、生活環境、そして生活動線の変化は人一倍、大きな負担になりま す。だから、父親を選べば、このまま今の家に住み続けることができるという目論見もあったかもしれません。

 妻は娘さんの親権について、ほとんど一言も発しなかったそう。妻は恥ずかしがって正直に本音を言えなかったのか、「喧嘩するほど仲が良い」ではな かったのか、それとも娘さんへの愛情がすでに残っていないのか、今となっては定かではありませんが、実さんには思い当たる節があるようです。
 「娘の心配より自分の心配(離婚後、どうやって暮らしていくのか)の方が先立っていたのか」と。
 さて実さんは妻との離婚協議に臨んだのですが、案の定、そう一筋縄ではいきませんでした。最初のうちは「もう人生終わりだわ!」とワンワン嗚咽したり、泣き叫んだりして全く話し合いにならなかったのですが、話を進めていく上でわかってきた「妻の要求」は2点です。
 1つ目は離婚後の住まい。前述の通り、「妻が出て行くこと」は早々に決まっていたのですが、問題は出て行く先です。真っ先に思いつくのは「実家」 で、いわゆる「出戻り」をすることができれば話は早いのですが、いかんせん、妻は癇癪持ちでキレやすい性格、そして被害妄想の塊なので親戚中から総スカン を食らっており、両親や兄弟姉妹とは長らく縁切り状態なので、妻の引き取り手を探すのは難しい状況でした。


 同じ理由で妻にはほとんど友人がいなかったのですが、妻は自分の名前でアパートを借りようにも専業主婦なので保証人なしに賃貸契約を交わすことは難しい状況。さらに保証人を頼もうにも親戚、友人には引き受け手がなく、妻は自力で出て行く先を見つけられずにいたのです。
 「離婚したいなら住むところを用意しなさいよ!」
 妻はそうやって詰め寄ってきたので、当初、実さんは自分の名前でアパートを借りようとしたそうです。しかし、妻は「途中で勝手に解約されたら困 る」とお得意の被害妄想に陥ったのか、それでも納得してくれなかったそうで……実さんは妻があまりにも手ごわく、八方塞がりで、弱ってしまいました。
 そこで私は実さんの名前で中古のマンションを購入し、住宅ローンを組み、そして実さんが定年を迎えるタイミングで住宅ローンを退職金で完済し、マ ンションの名義(所有権)を妻へ移すことを提案しました。そうすれば住宅ローンの債務者は実さんなので滞る可能性は低く、そして最終的にマンションは妻の 財産になるので実さんが定年退職した後も、妻の住むところは確保されます。最終的には妻が1000万円の物件を探してきて、実さんの名前で不動産の売買契 約、住宅ローンの消費貸借契約、そして「2年後、夫から妻へ名義変更する」という誓約書を交わすことになりました。
 2つ目は手切れ金ですが、妻は具体的にいくらを要求してきたのでしょうか?
 「1000万円くれるなら別れてやってもいいわ!」

 実さんとしては手持ちのお金はすっからかんで離婚したせいで一文無しに陥ったのですが、娘さんを守るため、そして妻との縁を切るために、多少高い買い物を強いられたと割り切るしかないでしょう。


発達障害の娘の親権より家と金!
手切れ金1000万要求した自分優先妻(下)より



モラハラ夫 自己愛妻 発達障害の娘18才の離婚相談です

モラハラ夫は、皿のふきかたが気に入らないと妻にクレームを入れたり
夜の生活を強要した過去があり、障害のある娘を一般学級に入れたり
妻に相談なく娘の高校卒業後の進路を決めています
妻の悪口には事欠かず、悪妻と罵っています
また、妻に離婚を申し入れ、慰謝料を要求されると、自己愛が強いと批判しています
親権といっても、選挙権は18才になりましたし、成人まであと2年です

自己愛妻は疑心暗鬼になっています
モラハラ夫が家にいると、自分の行動にあれこれ注文してきたり
自分抜きに娘と何かを決めたりしてしまいます
夫は妻との離婚さえ、娘に先に相談しています

発達障害の娘の失敗は、これだけ仲の悪い親夫婦の空気が読めずに
母のことを父親に相談したため、親夫婦が離婚してしまったことです
夫婦関係の悪化は娘だけの責任ではありませんが、
娘の進路が離婚のきっかけになっています 

父親の退職は60才、あと2年です
専門学校は2年間
父親が再雇用で働いても65歳までしか働けません

娘は両親の離婚で、家の財産が減ってしまったため
専門学校の学費の負担もありますし
働かなくてはいけないということから逃れることはできません

58歳まで夫婦で収めた年金になりますから
妻も最大50%の権利があります
外で贅沢なランチをしても、浮気をしたわけではありません

年金の分割まで考えると、相談者の夫は何も得をしていないでしょう
娘は18才なので独立できる年齢です
もっと夫婦関係を良好にすることに力をそそぐべきだったのではと思います
妻から離婚を言われたわけではないので、
娘は高校を卒業させて、アルバイトか就職をさせ、
失敗しても戻ってこれるような家を運営してあげるほうが娘のためになったと思います


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