2015年8月20日木曜日

南海トラフ巨大地震に関するニュース 2015年8月18日 【耐震廃業】について

南海トラフ地震、海保調査「年間6センチ海底が移動」

TBS系(JNN) 8月18日(火)19時24分配信
大きな被害が予想される南海トラフ地震の想定震源域で、海上保安庁が、海底の動きを捉えた初の観測結果を発表しました。

 政府は、南海トラフを震源とするマグニチュード9.1の地震が発生した場合、最悪のケースでは死者32万人、負傷者63万人などの被害が出ると想定しています。

 海上保安庁は、4年前から想定震源域の海底に観測機器を設置するなどして海底の動きを観測してきました。18日に初めて発表された観測結果では、東海沖や和歌山県の潮岬沖で北西方向に最大で年間6センチ海底が移動していることが分かりました。

 専門家は、次のように指摘しています。
 「年間6センチは人間の爪が伸びるスピード、100年たてば6メートルになる。6メートル押し込まれて急激にずれ動いて元に戻ると、マグニチュード8ないし、 それ以上の大きな地震のひずみに対応する」(東京大学地震研究所・古村孝志教授)

 海上保安庁は観測結果を地震予知連絡会などに報告し、国の防災対策に活用したいとしています。(18日17:26)
最終更新:8月19日(水)12時23分 






2013年に「耐震改修促進法」が二度目の改定をされた

1981年(昭和56年)以前の耐震基準で建てられた建物が問題になる
 病院、店舗、旅館などの不特定多数の人が利用するもので、三階建て以上で床面積5,000平方メートルの建築物と、学校、老人ホームなど避難に配慮を必要とする建 築物のうち大規模なものについて、2015年までに耐震診断をおこない報告を義務づけるというものです
改定前の耐震改修法では、診断は「努力義務」 であったが、改定で「義務」となり、診断しない事業所は罰金と建物の公表するようになりました
近くの3階建て以上の病院が工事していたとしたらこれが原因かもしれません 

2000年からの不況で、ホテル旅館はサービス(もてなし)で施設の老朽化をカバーしてきました
リンスインシャンプーを置いている施設には、リンスがないのでマイナス何点

シャンプーやボディーソープが空になっていたのでマイナス何点

という減点方式でクチコミ採点され、クチコミが4や3をきった宿は
クチコミ機能から撤退し、検索下位に行きました
それに加えての、耐震費用の捻出が必要になる
クチコミに悪く書かれるので、経営者は大変気をつかっていますが
さらに耐震費用の捻出がせまられ、高齢の疲れ果てた経営者は廃業をしていきます 

長い年月愛されてきた名旅館の廃業は悲しいものです

生活保護の支給のせいか、セイフティーネットとして旅館で働く人もへりました
お金がないひとが、住み込みで食事を提供され働くことができるのが旅館のよさでもありました
お金をためて、巣立っていくのです
これだけ不景気が続いたにもかかわらず、旅館やホテルで働く人は減少しています
それを補うための外国人労働者の雇用や、ロボット化や、食事のバイキング化、ビジネスホテルの台頭です
ビジネスホテルなら、部屋に案内しないとか、荷物を運ばないとか、夕食を提供しないなどが問題になりません 泊食分離とよばれます
遠くに旅行して滞在したいだけなら、ビジネスホテルが安価で快適です
別荘をもつよりは、一日あたりは高額であっても、宿泊施設を使用するほうが得な時代です
清潔に掃除されていて、食事も提供されるからです
ホテル旅館が耐震廃業するのは、法律で制定されると、旅行社が証明書の提出を求めてくるからです

旅行社からのツアーを受け入れていた施設にとっては深刻な負担です

そもそも手数料がたかくても旅行社のツアーを受け入れているのは、老朽化した施設が客室をうめるためです

格安のツアーもこれからは減っていくかもしれません

安全のためだから、巨額の費用が捻出できないのがおかしいと思う方は、ビジネスホテルに宿泊するとよいです

安い宿泊料で提供できるように、人件費がかからないよう最適化されています

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