2016年10月2日日曜日

デリカシーがない

母方のおばあさんと、母夫婦が同居中
将来的に、おばあさんの家に引っ越そうかと計画

親父はよく私に家を建ててくれるなどといっていたが
新しいの建てたら、新しいものを母がとって、古いものをくれるに決まっていると答えると
親父は「そんなばかな」と言っていた
母はケチなので、自分の使い古したものをよこすのも、実子だからこそなのだ
新しいものはまず自分がとる
その欲は衰えることはない

母が新しい家に住んだら、おばあさんと親父の部屋とという話をすると
親父が、おばあさんは古い方の家で私と同居すればいいという
母がおばあさんと住むなら、自分は私と住むという
「そんなばかな」と私は思う

母は自分が飯を作りたくないから、近くに住んでほしいというのはあるようだ



おばあさんは、まともな人で、年取ってからジャガイモが好きでないらしい
母はジャガイモ狂いなくらいジャガイモが好きでうるさい
だからたまに、ジャガイモもする
だれかが好きなものは誰かが嫌いなので、面倒なので気にしないで作るとは言ってある

親父はニンジンとピーマンとひき肉(ハンバーグ)が嫌いらしいが
極力よけて入れなければOKのようだ
親父が里芋が大好きなので、旬の里いもを炊いた
母は面倒だからつくってやらず、おばあさんがお正月にもらったものしか食べさせていなかった

おばあさんにも1こだけ夕方出すと
イモはあまり好きでないという
まぁ冷凍ものでなく季節のものだから、滋養があるから食べなさいと出した

朝、母におばあさんと里芋の話をすると
おばあさんは新聞紙に包んで捨ててしまうので、食べたか食べないかわからないと言い出した
残して、人に食えというのをやめろということで、これに落ち着いたらしい

手がかゆくならないようにゴム手袋をしてむいて
ぬめりをとるのに3回湯でこぼすという丁寧なやりかたで時間をかけて作ったものに対して
「捨てた」とか言える母の神経がわからない

捨てたものを見たくない、見せたくないから(におうから?)新聞に包む、まともなおばあさんだが
やっぱり、手間をかけて作ったものを捨てるようなひとは好きにはなれないから
聞きたくないというのもある

捨てたかもしれないし、捨てていないかもしれないが
それを母が私に言う必要はないと思う
大変にデリカシーがない

板前の場合は、たくさん出す=廃棄がでるのが仕事なので
さっさと作ってしまって、皿洗いの段階は見ない人がほとんどだ


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