2017年6月19日月曜日

ケチでがめつく支配的な人間の取り扱い説明書

金払いがよく、人柄がよく、朗らかで一緒にいて楽しい人の周りには人が集まるものだ

金払いがよく、金欠な人間は、一緒にいて楽しくても貢がされる可能性がある

ケチでがめつい人間のまわりは、ドン引きして周りに人がいなくなる
しかしケチでお金がある場合は、出入り業者の人にはいいカモである
お金がないわけではないからだ
ケチでがめつい人間は、せこくて疑り深いことを我慢すれば、ほかの人は相手にしないで見切っているから、相手にしてくれることがうれしくて、足しげく店に通うものだ

最近、近所の家電量販店に母子で出没しているのだが
何度か買うと同じ店員が声をかけてくれるようになった
最初のころはBBAがひどく疑って、かなり慎重な値切りを見せていたのだが
この店員なら大丈夫だと信用するようになると
言い値で納得するようになり、BBAの説得が簡単になってきたのだ
店員のほうでも、こいつらは値切ると思っているから、最初から最安値を提示してくれて、これ以上はまかりませんよと言ってくる
私の方でも、多少は調べては来ているのだ



バブルのころは、デパートで友の会に入り、外商と取引するようになると、担当がつく
デパートに来店すると、外商に連絡が入り、担当がかけつけてくるのだ
そして家にくるときは、宝石を持ってきたリ、珍しい調度品などを持ってきて勧めてくる
凄腕の外商となると、子供の扱いにも長けていて、ジュースを飲みに行こうとか甘いことを言ってくる
しかし、ジュースを飲ませてもらうと、買わなくてはいけなくなるからと、BBAに言われて、子供ながらにちゃんとお断りをしていたものだ
代わりにBBAが太らないように買ってくれる、缶のウーロン茶は、ちいさい缶で、びっくりするほど苦かった
同じ値段でジュースが飲めるのになぁと思いながら、苦いウーロン茶を飲んでいたものだ
昔の水筒は、プラスチックで氷をいれて結露してぬるくなるか、凍らせるしかなかった
そして外国製の水筒でも、中がガラス製で落とすと割れるといわれたものだ
業務用で中がガラスのポットもまだあるかもしれないが、家庭用には不向きだろう
水筒環境がなかったためか、あまり外で水を飲む習慣はなかった
今は水筒で好きなだけ飲めるようになったから、水を飲むことを我慢することが減ったように思う




信用できる人間というのは、イケメンだからとかそういう理由ではなくて、かえって不細工なくらいがちょうどいいというのもある
イケメンは華やかかもしれないが、誠実さに欠ける人間、いい加減な人間、知識がないことをごまかす人間は魅力がない
知識がなくても、わかりませんで、わかる人間を呼んでも、調べてくれてもいいのだ
不細工でも一生懸命対応してくれたほうが好感がもてるし
どうせ買うならあの人から買うかとなるのだ
その家電量販店の不細工な店員は、凄腕の外商と比べると大したことはないのだが、やはりちょっと懐かしい感じのする風貌で、能力なりに努力して頑張っている
自分のなじみの客が来店すると、駆け付ける努力はしているようだ

もちろんイケメンならもっといいに決まっているが
イケメンはもっと楽な仕事をしているに違いない

BBAは、駆け付けてくれると言う行為に対してまんざらでもないようだ


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