2017年6月23日金曜日

民泊と旅館業営業許可

厚生省のHPによると、宿泊客からお金をもらって、11人以上泊めるんなら、旅館の許可をとってください、とのこと

民泊と旅館の違いは、旅館だったら、フロントを置いて、チェックインのサインをもらったり、外国人ならパスポートのコピーをもらってくださいね、とか食品営業許可を取ったり、消防の許可もとってくださいねということ

民泊程度なら、泊める人に対しての傷害保険には入っていないところがほとんどだろうから、なにかあったら、自分の保険で支給してもらうしかないけど、
旅館とかホテルなら、損害保険に入っていないと、旅行社が取引してくれないんで、入ってると思う

だから、旅館やホテルを使用したほうが、安心感があるけど
普通は、食う風呂寝るくらいなので、例えばアグリツーリズムとかいって
農園を経営しているところが、ちょっと人を泊めたいとかだったら
ベッド2個ずつおいて5部屋までだったら、旅館業の営業許可をとらなくてもできるってことだね

アグリツーリズムとかだと、すでに名前があることだけど
体験型の旅行とか、1日10名以下の受け入れならできるってことだ

カルチャースクールと宿泊とか
使ってない別荘を民泊とか

ただし、アパートやマンションは貸したら、住んでる人が基本的に掃除してくれるけど
宿泊客は掃除をしてくれないので、清掃と管理が必要になる


学生寮みたいなのも、10名以下の受け入れで、1名部屋10部屋を副業でやることもできるだろうし
結局、旅館やホテルなどの営業は、営業許可をとったり、求められる認可をとったりするのが大変で、特に消防が大変という
だから、旅館するくらいだったらアパートの方が管理が楽という感じでする人が減ってっいったら、泊まるところがなくなるから
民泊でもいいよとなるのかもしれない
でも、民泊よりも、もっと宿泊業の営業許可をとりやすくして
維持費もかかりにくくして、銀行も融資をして、新規参入をしやすくすれば
民泊なんて必要ないんだと思うけどね


古い旅館の再生事業をしているところなんかは
単に、もともと営業していたところのほうが、営業許可がとりやすいからとか
そのまんまM&Aで買い取ったら確実に営業許可がとれている状態だからだと思うけど

温泉地の廃墟って、倒産だけでなくて
建てたけど営業許可がおりなくて運営できなかったとか
建てていたけど、建設許可がおりなかったとか
そんな理由もあるらしいけどね

なぜか民泊だけなし崩しで認められつつあるのは
東京オリンピック目的だけかもね


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