2016年8月28日日曜日

TVに出せる障害 語られない先天性障害

日テレ24時間、ダウン症を持つ少女が「PERFECT HUMAN」を踊る企画が波紋

Business Journal 8月27日(土)17時30分配信

今月27、28日に放送されるテレビ番組『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)内で、オリエンタルラジオとダウン症の少女が一緒に「PERFECT HUMAN」を踊るという企画が批判を呼んでいる。同曲はオリラジを中心に結成されたユニット・RADIO FISHが今年リリースした楽曲で、オリラジの中田敦彦がいかにパーフェクトな人間であるかを歌い上げた大ヒット曲だ。

『24時間テレビ』の予告で、オリラジの2人とダウン症の少女が「パーフェクトヒューマン踊るぞ」と手を合わせて円陣を組む映像が放送されると、「馬鹿にしてる」「日テレに人の心はないのか」などとインターネット上では批判が噴出。「完璧な人間」を意味する曲のタイトルとダウン症との組み合わせという企画内容に加え、歌詞には「世界は必ずしもみんな平等とは限らない」「世の中には絶対勝者と敗者が存在する」というフレーズもあり、「愛は地球を救う」をテーマとする同番組内でなぜこのような企画を行うのか、以下のような疑問の声が多数上がっている。

「歌詞も何も見てないんだろ、『ヒット曲だから』ってだけで何も考えず決めたんじゃない?」
「確実に狙ってるだろ」

●多くの障害を持つ方が出演しているという事実

 日テレ系の『24時間テレビ』といえば、2013年放送回でダウン症の少女たちとAKB48のメンバーが歌とダンスを披露するという企画を放送し、「障害者で遊んでいるようにしか見えない」などと批判を浴びたこともあったように、以前より「障害者を利用した感動モノで視聴率を稼いでいる」「障害者をみせものにしている」などと議論を呼んできた。

 こうした批判の声について、障害を抱える子供を持つ40代女性は語る。

「毎年私も子供も見ていますが、特に障害を持つ方が登場する場面など、子供は食い入るように見ています。何を感じているのかはわかりませんが、彼自身のなかで思う部分があるのでしょう。私も正直言って、あまり嫌な気分はしませんし、感動することもしばしばです。世間の人たちの『障害者を利用している』という批判は、何をもってそう言っているのか、わからない部分もあります」

また、同じく障害を抱える子供を持つ40代女性は語る。

「番組には多くの障害を持つ方やその家族が登場しますが、そもそもそうした番組の方針に反対であれば、家族らは本人を出演させないでしょう。多くの方々が出演しているということ自体が、世間の批判に対する答えなのではないでしょうか。当然反対の意見の人もいるでしょうが、障害を持つ方の家族の間にも人それぞれ、さまざまな考え方があるのは当然です。一方的に批判するのはどうかと思います」

 ちなみに今年の『24時間テレビ』の裏番組には、NHKの障害者のための情報バラエティ『バリバラ』の生放送が控えている。障害者と正面から向き合った番組づくりに定評のある同番組だが、なんと今回は「笑いは地球を救う」と銘打たれ、「障害者×感動」の方程式に切り込むという内容。「感動するな! 笑ってくれ!」というコンセプトで始まった『バリバラ』ならではの内容となっており、日テレとNHKの極めて異例の対決となっている。
(文=編集部)



ダウン症は先天性の遺伝子障害ですが、女性歌手の「35歳すぎたら羊水がくさる」発言が問題になりましたが、実際高齢になるにつれて発生しやすい先天性障害です。遺伝子の本数が増える障害です。ダウン症のひとは似た顔になり、低身長で、髪の毛の量が少なくなったり、近視になったりするため、見た目でわかる障害です。ただ、高齢出産をする家庭は、裕福で教養もある家庭も多く、きちんとしたしつけやおしゃれをしたダウン症の子供は、いても気が付かないくらい進化してきています。
声にも特徴がありますが、お店などではあまり発言しなかったり、おしゃれなメガネをしていたり、いろいろな衝動を我慢することができる人などは、問題なく家庭で過ごすことができているようです。

店員として、エレベーターをすすめたときに、おばあちゃんがダウン症の少女に、「○○ちゃん乗っていいのよ」と言いました。エレベーターに乗った少女が初めて言葉を発して、「エレベーターに一番に乗りたかったが我慢していた」と言いました。私はバスの座席で寝ていたら、ダウン症の女の子に席を引きずり降ろされたことがあり、苦手意識がありましたが、私が仕事で出会ったダウン症の子供たちは、きちんと教育を受けていて、ふつうに暮らしていて、気が付かないくらいです。知性の高い子においては、遠慮する気持ちが強く、ひかえめでいじらしいほどです。いろいろな衝動と戦っているのだと思います。おしゃれをしてTVにでて踊りたいという欲求は、障害のない少女でも抱く夢や希望でしょうから、それがチャリティーであれ、TVのタレントやアイドルと過ごせるということは、ダウン症の少女たちには希望のあることでしょうから、躍らせてあげたらいいと思います。小学校の運動会のダンスでは、ちびまるこちゃんの意味のない歌詞でぴーひゃらぴーひゃらやってますから、意味なんていらないでしょう



(以下不快な内容を含む)


障がい者施設で働いているひとが、かまれたり、頭突きをされたりしてケガをさせられている、暴れるので、拘束を必要とするようなパワー系の障がい者は、まったくの別物です。

おとなしく、暴れることがなく、家族や他人をケガさせないような、家庭で過ごせるような障がい者や、後天的にケガや病気でなった障がい者とは全くの別物で、とてもTVに出せるような状態でない人間というのもいます

こういうひとは、家族の人や、障がい者施設の人しか知りません。普通学級に入れるような障がい者は、問題行動をしていたとしても、隔離が必要なほどではありません。公共交通機関を利用して、自立して障がい者学校に通えるような子供も、問題ありません


障害がなく、社会で暮らしている人間でも、法を犯して刑務所に収容されます。先天的に障害のある人間で、家族と暮らしたり、社会生活を送ることができない人が、山奥の施設で暮らしているのです。そこには、職員か家族しか見ることのない現実があるはずです。TVに出ることができるような障がい者や、家族と暮らしていける障がい者は、問題ありません。だから、パーフェクトヒューマンを踊ろうが、まったく問題がなく、人生を充実させればよいのです。また、かわいいと思えば、かわいいと言ってあげればいいと思います。私は遺伝子の本数が増えるダウン症に関しては、人類の進化の過程かもしれないと思っています。





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