小学校と大学は共学だったが
中学と高校は女子高だった
家は事業をしていたし、バブルだったから、そんなに貧乏というわけでもなく
どちらかというとお嬢さんだったはずだ
今の仕事は、底辺の従業員ばかり使うし
姉がいたころ、自分らは２人なのに６畳１間の社員寮にほおり込まれたり
今は事務所の地下に住んで水漏れしたりと
なんだかすっかり貧乏くさくなってしまった
この仕事はBBAがしたいといって、５０代くらいで始めた仕事だが
気取っている店もあるかもしれないが
うちは流れ者ばかり使っていて、ほかが雇わないような高齢者パートとか
借金から逃れて逃げてきた男とかばっかで
手癖が悪く金品が盗まれたり
酒をくすねられたりする
客も柄が悪いのもきて、学歴も必要のない仕事ばかりさせられている
不満があるなら出ればいいだけだが
ブラック企業になぜ人が残るのかというと
誰も残らない所に残るということで、実はうまみが全くないわけでもないのだ
勤めなら、給与だけかもしれないが、兄弟が逃げ出すような家の場合
逃げなければ、恩恵も少しはある
そんなものよりプライドや自由が欲しいんだというわけでなければ
みんなが逃げ出すようなところにもうまみがないわけではないと知っていると得だ
みんな逃げ出してしまったから
クソ親であっても、多少は我慢するし
こっちも多少は強く出れるものだ
兄弟も逃げ出した手前、あんまり言ってこないという自由も獲得できる
この前、一番上の姉が来たが、仕事もさせていないのに
１週間持たず逃げ出した
親父も体が不自由で、私に逃げ出されたら、クソBBAと２人になるわけだし
ドラえもんのポケットを失うことになるわけだから
小遣いとかしょっちゅうくれる
自分がいないとだめだというくらい
依存させてからが始まりだ
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