2017年4月7日金曜日

しつこい親父

退院前日の夜7時に電話がかかってくる

「こんなひどいところに入れやがって」みたいな感じだ
もちろんBBAのことも悪く言っていたが、さすがにBBAには伝えなかった
(離婚されて、親父を押し付けられたら困るからだ)

明日の昼退院できると言っても「ふうん」という感じで
もともと小脳梗塞で聞き取りづらいところにBBAの老人スマートフォンだったので
かけなおすといって、長めにコールしたがもうでなかった
3回かけると、留守電になってそのままだった

朝起きて、出勤しようとし、「疲れたなぁ」と独り言を言っていると虫の知らせだったのか、親父から着信

「タクシーで帰る」などと言っている
一人でタクシー乗れないし、財布も持たせてないのに

仕事終わってから11時に退院だと伝えても納得せず
「家族の人が行って手続きしないと退院できないよ」というとそれなりに納得したのだろうか

つか、帰ってきても自分のことできない人は、面倒みるひとがいないから迷惑なんだが












BBAが疲れて病室で寝ているとき、親父は週刊ポストの「死ぬまでセックス」という記事を開いていた。そうでなければ、第三子の自分は生まれていないのだからしょうがないのだが、こんな親父に孫が1人もいないだなんて、さすがに想像もつかなかったから、あまり催促もされなかったせいもあって、孫0になったともいう

それと週刊誌を書いているひとは若いのだろうけど、実際に死にかけの老人が病室で読む分には害になるので、あまり過激な性を謳う内容は勘弁してほしい

70代前後の団塊世代の読者層は入院しているひともいて、見舞いに差し入れたら
「死ぬまでセックス」

勘弁してほしい グラビアで十分です




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