2017年5月19日金曜日

引っ越しの準備

店舗内の部屋に住んでいたので、引っ越さなければならない
もともと親の家を改装中で、親が上の改装済みの部屋に引っ越して、下の階を使うことになっていた

ただ今の仕事をしていたら、店舗内にいなければならなかったから、電話の内線等もあるのでなかなか踏み切れないところもあった

今の仕事ももう10年以上はしているが、母親も70になり、20年後は生きていても90歳だ
自分も、38才になったが、親の介護をしながら、今の24時間仕事みたいな仕事を22年続けて60才、27年続けて65才
24時間走り続けられるかというとなかなか難しいので、損をしないで売れるうちに店舗を売却しても構わないと思うようになった

不動産は売りに出せば売れるというほど景気が良くないから、欲しい相手がいて、売りたい不動産屋がいて成り立つところがある。意外と不動産屋の熱意次第だったりもするので、売る能力のある不動産屋が熱意があるうちに売るほうがいい
ただし、空室が目立つアパートの管理を任している不動産屋が、アパート自体を売る話を持ち掛けてくるのは、









アパートの管理よりも売買契約のほうが手数料や労力的に儲かるからだと思う
新たに買った人が、更地にして、新しい箱をたてればよい
まだそのように思うのは早いかもしれないが、人間はいつまでも生きられないし
手に入れる喜びがあったように、手放していかなければならないときがくる
いつまでも責任ある仕事を続けられるほど、年齢も人生も待ってはくれないし
あの世にまで持っていけないのだ

災害や疫病が流行ると買い控えのあるような、ぜいたく品や産業については、常にリスクが付いて回り、安定した雇用をすることができず、働きたい人もおらず、自分が常に前線にでて働く気概がなければ、続けることはできない
店を開けることは経費がかかるから、お客が来なければ成り立たない。何もしないで店を開けることは損失になる。日々のお客がこなければ、従業員への月給すら負担になる

食えればいい
こういう究極の状態になったときは、兼業農家のような暮らしも悪くない
短期間の場合は、出稼ぎといって、都市部に働きにいくというスタイルが都市部近郊ではある
若いうちに都市部で稼いで、貯金して、土地の安い地方で暮らすと言うのもありだと思う。特に、家の中で過ごして、東京でなくてもいい人は、地方のもっと広い家に移った方がいいと思う。東京の1Kマンション1室の値段で、土地付きの一戸建てが建つし、東京の高級マンション1室の値段や東京の一戸建ての値段でビルが1軒以上買える

それに新鮮な有機野菜なども地方の方が安くて毎日買える



自分の場合は、大学を出てから家業をやってしまったので、外で稼いでくるというスタイルではなかった。今の家をリフォームするときに、近所の工業会社の人が無断で荷物を置いていた場所があって、他人の土地だと思っていた部分も自分たちの土地だったので、そこに盛り土をして、野菜栽培でもして、食費をうかすかとも思っている
古井戸もある
井戸は子供がいる家なんかは埋めたがるが、水は掘れば出るものじゃないから、井戸がある場合はふたをして施錠し、つぶさない方がいい
水中ポンプでも使用して、農業用水にしようかと思っている

戦後平和な時代が続いているが、お金から物へ変換することが効率がいいとも言えない時代になってきたと思っている。景気が悪いし所得も増えない。節約というか、自分自身の時間を物に変換するには、家庭菜園はうってつけなのだ
また戦争や災害に対しての備えでもある



店じまいをすることに関して、店は開店するよりも閉店する方が難しいと言うが、開けている以上はお客を入れて店を回さないといけないという重圧に比べれば、不安は小さいのかもしれない

あと20年経営するなら、借金をして改装などもしなければならなくなる
借り入れをするということは、それだけ負担が重いと言うことだ
月々の支払が少なければ少ないほど自由だ

親の老後の問題だけでなく、自分自身が老後に、一番充実していたと思うであろう時期にさしかかるわけだから、店を閉めることが人生の終わりではなく、自分がしたい仕事をしてもいいという自由がやっと得られるということでもあると思う



しかし根本的に、働きたいということはなく、仕方なく働いていただけだから、そしてやる以上はと奮い立たせてきただけなので、とくに何がしたいということはない
でも何かしなければならないだろう


とりあえず、畑を始めて、晴耕雨読といこうか
老人介護もあるしな


0 件のコメント:

コメントを投稿