2017年5月26日金曜日

家業を終えて思うこと

大学を卒業したのが2000年だったからたったの17年目か
ちょうど氷河期で、最初に入った店は雰囲気も暗かった
週一の会議は、立ったまま業績を上げるように言われること

自分が入社してから、古参の社員が辞めると言い出したらしく、店を畳んだが、後から告げられたが、自分が入ったから辞めるみたいに言い出したらしい
実際のところは、私が全部の店に入るシフトを組まれていて
今まで横領していたことがばれるのが怖かったんだろうが、
あいにく私は詳しくなく凄腕でもなく、単なる学生の延長だったので当時は気にならなかった

その後独立して、テナントを借りて同業を始めた人もいたらしいが
年齢が60を超えたためかすでに店はなかった
撤退した後同業がテナントに入って、ライバル店が近くて大変だったんじゃないだろうか


うちのほうが異業種で、70まで働いているわけだ
なぜうちの親が70まで働く羽目になったかというと








畳みづらい業種に手をだしてしまったからだ
店と言っても、やめたらテナントとして貸せる規模なら所有してもいいし
テナントを借りれば家賃はきついかもしれないが、やめるときは出るだけだ
改装費用をかけすぎると、出るときは何も残らない

テナントを貸す方では、出た後、入店がなければ収入がなくなる
それでも固定資産税の支払いはある



値切られず、M&Aでもなく不動産売買で購入してくれる方が現れたから
こうしてやっと、無事に撤退することができた

最近は不動産売買より、会社ごと購入して、もろもろを浮かせたがるひともいるが
その不動産以外も会社所有のものがある場合や、会社は売りたくない場合は困る

会社ごと購入して、海外の投資ファンドに転売するやつもいる

長年経営して銀行の信用もあり、会社は売りたくない人の場合
買い手がM&Aばかり言ってくるので迷惑だ

不動産売買のほうが、もろもろの後くされがなくていいのだ

勤めている人にとっては、M&Aのほうが会社は継続されるから
キャリアも継続されるかもしれないからいいのかもしれない

不動産売買でそのまま経営する場合は、新しい会社に入社することになる
ベースアップできるならしめたものだが
そうでないなら単なる新入社員だ

そして新しい経営陣や社員ともうまくやっていかなければならない





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