若くして死ぬことに甘美な響きをもつのは10代くらいなもので
若い人に年取った人は言う「年をとったらわかる」
実際わかる
それに生きれば生きるほど、死にたくなくなるものらしい
どこまで伝えるか、伝えないかの違い
若い作者が書いた?小説は、主人公の自殺で終わるものが多い
うまい結論がでなかったのかもしれないし、娯楽のない時代に、殺人事件を扱うような感覚でかかれたのかもしれない
あくまでフィクションだ
主人公が自殺してしまうもので、著名なものはいろいろあるがゲーテの「若きウェルテルの悩み」
鬱エンドで有名なのが夏目漱石の「こころ」 サリンジャーのライ麦畑でつかまえて
名著とされるが、大変な鬱エンドで、青少年にはよくないと思われる 真に受けないことだ
ファイナルファンタジーも鬱展開が満載すぎる
エアリスとかクラウドとかさ
どこで読んだのか、だれに聞いたのか
若くして死ぬことは「若木を折る」ようなものだ
老木は簡単にポキっと折れてしまうが、若い木を折ろうとしても、繊維がのこってうまくいかなかったり ちゃんと折ることができなかったりする
若くして死ぬと痛い
こういいたいわけ
老衰が一番いい終焉
うちの16年生きた 1年寝たきりで死んだマルチーズは
最後は食事をとるのをやめ、死ぬ一日前にうん○も全部してしまって、昼の居間で
母に肉球を触られながら、TVがついていて一緒に過ごしていて気がついたら死んでいた らしい
死ぬ前の2日前くらいは 家族が会いに来ていて吠えていたけれど
最期だよって言ってるのかなとは思ったが
本当に最期だったようだ
永遠に生きられる人なんていないのに、真剣に自殺なんて考えてもしょうがないよってこと
生まれた以上 死に方の違いがあれ、全員いつか死ぬ
あんまり考えすぎると、生きていきにくいので、いつまでも続くような日常がふさわしいが
でも、早くても遅くても、病気でも老衰でも みんな死ぬんだから
がんばって早く死ぬ必要はない ってこと
若木を折ってまでね
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