2015年9月20日日曜日

10代のときに 支えになる痛い言葉

若くして死ぬことに甘美な響きをもつのは10代くらいなもので

若い人に年取った人は言う「年をとったらわかる」

実際わかる

それに生きれば生きるほど、死にたくなくなるものらしい




どこまで伝えるか、伝えないかの違い

若い作者が書いた?小説は、主人公の自殺で終わるものが多い

うまい結論がでなかったのかもしれないし、娯楽のない時代に、殺人事件を扱うような感覚でかかれたのかもしれない

あくまでフィクションだ


主人公が自殺してしまうもので、著名なものはいろいろあるがゲーテの「若きウェルテルの悩み」

鬱エンドで有名なのが夏目漱石の「こころ」 サリンジャーのライ麦畑でつかまえて

名著とされるが、大変な鬱エンドで、青少年にはよくないと思われる 真に受けないことだ

ファイナルファンタジーも鬱展開が満載すぎる

エアリスとかクラウドとかさ





どこで読んだのか、だれに聞いたのか


若くして死ぬことは「若木を折る」ようなものだ

老木は簡単にポキっと折れてしまうが、若い木を折ろうとしても、繊維がのこってうまくいかなかったり ちゃんと折ることができなかったりする 

若くして死ぬと痛い

こういいたいわけ

老衰が一番いい終焉


うちの16年生きた 1年寝たきりで死んだマルチーズは

最後は食事をとるのをやめ、死ぬ一日前にうん○も全部してしまって、昼の居間で

母に肉球を触られながら、TVがついていて一緒に過ごしていて気がついたら死んでいた らしい

死ぬ前の2日前くらいは 家族が会いに来ていて吠えていたけれど

最期だよって言ってるのかなとは思ったが

本当に最期だったようだ


永遠に生きられる人なんていないのに、真剣に自殺なんて考えてもしょうがないよってこと

生まれた以上 死に方の違いがあれ、全員いつか死ぬ

あんまり考えすぎると、生きていきにくいので、いつまでも続くような日常がふさわしいが

でも、早くても遅くても、病気でも老衰でも みんな死ぬんだから

がんばって早く死ぬ必要はない ってこと

若木を折ってまでね



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