2016年12月16日金曜日

アルコール依存症の家族ができてしまった場合

基本的に食生活は自由です。アルコールが好きな人、アルコールを摂取する親をもつ子供が大人になって、「晩酌」などといって、毎日大量のアルコールを摂取している場合。
たいていは金銭的な問題で、酒量制限がかかりますが、脳がアルコールびたしの日々を送っていると、脳はその状態が普通だと認識し、酒が切れると苦しくなる。ただし日本の場合は、アルコールの含有量が少ない飲み物が主流ですから、ひどいアルコール依存にはなりにくい。ただし、アルコールの含有量が少ないといっても、たとえば毎日ビールをジョッキで3杯以上飲む、旅行中は朝から酒を飲むなどの場合はアルコール依存の状態だと思われます。とにかく酒を飲むことしか考えられない状態、ひどくなると尿意が我慢できず、もしくは尿意を感じずに失禁する状態だと、治療が必要なレベルです

団塊ジュニアと呼ばれるバブル期を経験している世代では、仕事が終われば酒を飲みに行くという習慣の人がいて、いまだにいるかもしれません。ゆとり世代と呼ばれるような不景気な世代の場合は、会社の人と個人的に仲良くもないのに出費してまで外で酒を飲みたいとは思っていません。せいぜい食事の時に、食後に家でたしなむ程度でしょう。

姉が結婚したのですが、






相手がアルコール依存症のレベルでした。大手企業に勤めていたけれど辞めていて、母に紹介されて気が付いたら結婚していました。
家に業務用のビールサーバーを置いて、毎日ジョッキ5杯飲むらしく、後から来たのに従業員や家族にパワハラをしてひどかった。うちの会社も辞めて夫婦で出て行ったけれど、2か月住んだ会社の部屋の壁とドアに、殴って穴をあけた跡があった。社用車も前後左右蹴ってぼこぼこにしていた。親父に縁を切ると言って出て行って、携帯の番号も変えたらしく、連絡は取っていない。家の場所はわかっているけれど、うちの家族に相談せずおじさんが勝手に突撃して、今後来るようなら引っ越すと言われたらしい。
とにかく、自分がアルコールが好きでない場合は、ビールジョッキで3杯以上毎日飲む人と交際するのはやめた方がいいと思う。

たまに飲むにしても、せいぜいビールは1~2杯なもので、ワインも一人でフルボトル1本開けたらおかしいと思った方がいい。酒を飲んで陽気なのはいいが、酒が入ってないときにも影響するレベルだと、治療が必要なレベルだと思います。日常生活にも影響します。

酒を扱う仕事をしていて、会社の酒を隠れ飲みするやつ、勝手に無料でふるまうやつも、倫理観のタガがすでに外れているから、働ける状態ではないと思います。



アルコール依存症の状態まで進行してしまい、治療が必要な場合、断酒をして抗酒剤を処方してもらいます。酒量のコントロールができず、酩酊してしまうまで飲んでしまうことから、断酒と決めたら一滴も飲んではならないのがアルコール依存治療の難しい点です。アルコール自体は禁止薬物ではないので、店で売っていて簡単に手に入るからです。周りが治療をすすめてもうまくいかないし、アルコール依存状態では人間関係がうまくいかなくなるのも特徴だと思います。
健康診断をして本人が肝臓などの病気で自覚して断酒するしかありません。ただし、ひどいアルコール依存で精神科にかかってしまい、働くことができなくなるリスクもあります。しかしもともとアルコール依存症から健忘症を起こしてしまったり日常生活に支障をきたしてから断酒となるので、問題なく働けるうちは治療までは必要ないかもしれません。
仕事を辞めて、家で酒しか飲まない、暴れる、家族もボロボロになる、このくらいだと病院での治療が必要だと思います。ふつうに働けているお父さんならば、健康診断で注意されて酒量を減らすくらいが平和な解決法です。
















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