この漫画の意義は、実際に2011年3月11日の東日本大震災 津波後の福島原子力発電所での処理作業に従事した作者が書いた漫画であることに尽きます
原作者と漫画家でなく、漫画家だけで書かれた作品です
ただし、2012年6月から半年間の記録になります
当然2011年に比べると、手順ができてきている時期にあたると思います
現場で働き始めるまでのことや、防護服を着る手順や、防護マスクの付け方や種類、線量の高い区画で働くまでが2巻までになります
価値がある作品ですが、登場人物は、気のいいおっさんどもという感じで、作画のせいもあるかもしれませんが、みんなニコニコしています
あまり高くない賃金でもちゃんと働いています。朝はコンビニにいって食料を買い、煙草をがんがん吸い、帰りにパチンコに寄って帰るようなおっさんたちです
デリケートな話題なので、あんまりいえないですが、漫画としては、迫力がないし物足らないかもしれない
不謹慎かもしれないが、期待(といっていいなら)とはかなり違う感じがします
ドラマだと、世界を救いにいくじゃないですか
漫画もわりとそうなんですよ
ふつうのおっさんがニコニコしていることに違和感は感じますね
日本の歴史という漫画を読んでいるような気分です
歴史のごろあわせのイラストみたいな感じですね
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